大沢山守の森再生プロジェクト
佐久市大沢財産区で信州そまびとクラブがボランティアを募り行っている山造りに、昨日参加してきました。
久しぶりのそまびと活動への参加であり、これまた久しぶりの「ひとり」ではない山でした。そのせいか、最初からハイになってしまい、周囲の皆さんには失礼なことも言ってしまったような気がします。もしもこのページをご覧の方で、参加された方がいましたらお詫びします。
ここの山造りで楽しみなのは、この地拵(じごしらえ)が終わったら、春にカラマツを植林する計画になっている点です。近ごろめっきり減ってしまったカラマツの造林を、ボランティアの皆さんに体験してもらう。それがこの山の特徴です。来月も参加できると良いんだけどなぁ。
コメント
Posted by: いつき [ 2010年1月17日 20:24 ]
遠いところをお疲れ様でした。
楽しみなところ恐縮ですが、私が知る限り春になって植林されるのはヒノキです。
カラマツの人工林が広葉樹林化してしまった中に実生のヒノキが僅かですが見られるこの地はヒノキの適地かもしれません。
Posted by: かなめ [ 2010年1月18日 05:19 ]
おっとっと、樹種を間違えました。ご指摘ありがとうございます。
作業当日も、何十回となく「ヒノキ」と言われ、現地でも立派なヒノキの実生を
目にしていながら、ポロッと「カラマツ」の名が出るのは、たぶん私の頭の中が
カラマツで溢れかえっているからだと思います。
大沢には、ヒノキの実生が無事に育っているところが少なくありません。この
山が適地なのかどうか、見守ってゆきたいですね。
10年以上経過すると、区別がつかなくなってしまうかもしれませんから、植えた
ものと実生が識別できるような工夫が必要かもしれません。
Posted by: somakudo [ 2010年1月18日 06:41 ]
参加ありがとうございました。
ただの参加者ではなく、指揮者をさせてしまいましたが、
まあ、そまの人間ですからね・・・
この作業の1回目の時に、信毎に載ったのですが、
翌日事務所に電話がありました。
「今は、針葉樹を伐って、広葉樹を植えていこうという世の中なのに、その逆をするとはどう言うことだ!」
と言ういわゆるクレームの電話でした。(この表現は相当要約してますけどね)
1本の電話以後は続きはなかったのですが、
折角市民の手で森を作ろうとしているのですから、
もうちょっと食らい付いてもらってもよかったかなと思っています。
みなで、議論しあって、皆で森をつくっていきたいですね。
Posted by: かなめ [ 2010年1月18日 18:56 ]
「ありがとうございました」なんて、somakudoさん。胸に刺さるお言葉、
きついじゃないですか。
独立して2年半。なんらそまびとのメンバーらしいことができずにいます。
個人的なことですが、今年の後半になれば、少しだけかもれませんが、
活動に合流させてもらえるよう、仕事をがんばっているところです(あてには
なりませんが…)。
クレーム電話の件、Aさんから詳しくうかがっています。まず感じたのは、
”山側の発信の不足”です。私自身、環境から山に入っていますので、もしか
したら同じようなクレーム電話の主になっていたのかもしれません。それほど、
生業として山に関わっている人たちの自覚が足りません。
日本という地域が生態学的にどういう特色を持っているのか。時間軸的に
人口動態がどうなるのか。それに伴い、「幸せ」の意味がどのように鮮明に
なってゆくのか。それらを総合すれば、大沢での”商売人だけでないヒノキ
植林”は、尊い活動です。
長くなるのでこのくらいにしておきますが、とにかく今回電話をくださった
ような方にガンガン参加してもらえるような仕組みづくりを急ぎたいですね。