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そまびとたちの奮闘記

NPO法人信州そまびとクラブ。
山仕事をしながら、
林業のこれからの姿を提起します。

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森の音楽祭とアーバー研修

 

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先週末の報告をふたつ。お隣の県(と言っても、車で15分ほど)の清里で行われた『森の音楽祭&木の来た道上映会』という行事で目にした小さな削ろう会の石斧です。蛇紋岩という鉱物でできており、実際に体験してみると「石はこんなに切れるのか」と言うほどの切れ味でした。

 


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大工さんによる釿(ちょうな) の実演も見せてもらいました。細い丸太であれば、見る見る角材になってゆきます。


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そして今回の一番の感動がこれ。製材機では絶対に不可能な、曲りなりに製材してしまうという加工方法。手道具だけで小屋をひとつ建ててみたい、という気にさせられました。


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こちらは地元産のスギで簡単に組み立てられる棚。(残念ながら、さすがに機械加工ですが(笑))こういうキットが売られるようになれば「国産材は使いたいけれど、家を建てるのは無理」という人でも、簡単に木を楽しむことができると思います。

 

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ところ変わって、長野県は伊那市の長谷というところで行われたアーボリカルチャーの実習会。今回はケヤキの枝をロープで伐り下ろす作業でした。私も登らせてもらったところ、ほぼ邪魔をするだけになってしまいました。でも、新たな道具やテクニックを体験できて大満足。大勢での樹上作業は、それなりに注意しなければならない点も多いけれど、楽しいものです。次回行われる、10月末の研修にも少しだけ参加させてもらうことにしました。

コメント

Posted by: アカホリ   [ 2009年10月 9日 11:07 ]

3日朝から翌日朝にかけて、いろいろとお世話になり、ありがとうございました。とても楽しかったです(家族に後ろめたいくらい)。またぜひやりましょう!

PS 残念ですが、ITMは欠席することにしました。

Posted by: かなめ   [ 2009年10月10日 06:20 ]

 こちらこそ、貴重な二日間をありがとうございます。
 月並みな表現ですが、アカホリさんとすごす時間には、いつも貴重な発見と刺激があり(実はそれ以上に、自分のダメさかげんを知らされガックリするのですが(笑))、微妙な軌道修正をさせていただきます。
 今回は、木製品を推す文系的アプローチと理系的アプローチの二元論が大きな収穫でした。夜の大宴会も最高でした。おかげさまで、二日酔いが木登りに及ぼす影響もよくわかりましたよ。
 また、12月に楽しみましょう。

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そまびとたちの奮闘記 「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。

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