イメージ
14年前、この村に暮らしはじめた頃、毎日が新しい景色との出会いで、その自然の豊かさに驚いたものです。一方で、観光は村の主産業ではなく、人々は日常のものとして、ごくあたりまえにそれらの自然を空気のように捉えていました。そして今もそれは変わりません。
森林組合の現場で働きながら、「村の自然をもっと多くの人たちに伝えたい。そういうソフト事業で食えるようになったら、楽しいだろうな」とよく考えていました。
いつもイメージしていることは、いつか実現すると言いますが、ふと気がつくと来月の予定表は11日間も山の案内や観察会で埋まっています。人間というのは贅沢なもので、そうなってくると今度は現場の工程がままならないことに苦しみはじめています。
おそらくは紅葉のピークだけのことでしょうし、遭難事故の影響で見直されつつある長野県の登山ガイドに関する条例なども影響しているのだと思いますが、それにしても「ちょっと業務体制を考えなければいけないのかな?」と思う今日この頃です。
コメント
Posted by: こーりきー [ 2009年9月17日 08:04 ]
おっ
なにやら・・
お仲間ですな。
何が本職やら(^^)
まっ
人のため
村や町のためになることなら
なんでも。。
Posted by: かなめ [ 2009年9月17日 18:36 ]
さすが先輩のお言葉。コンパクトな中に必要なことが凝縮されています。そしてとても元気になりました。
コンパクトな社会では「本職」なんぞイメージの世界で、とにかく皆でできることをやる。あるいは自分のことはなるべく自分でやる。わからないことは遠慮なくたずね合う。そのコミュニケーションから、また種がばら撒かれる。これが醍醐味かと…。
いつのまにか「自分の仕事はここまで」という組織社会のテーゼがでかい顔をするようになってしまいましたが、嫌がられるくらい(実はその直前でとめるのですが)人のところに首をつっこみ合いながら、ひとつ仕事を成就する。本来はそうやって働く方が、人間という猿には向いているような気がするのですが、まだ私が甘いのでしょうか。
>村や町のため、人のため
と言うよりも、目下、自分のためで必死ではありますが、とにかく迷惑にはならないよう、心がけております(笑)。
Posted by: こーりきー [ 2009年9月18日 08:04 ]
かなめさん
一緒です。。
自分のことは・・衣食住さえ足りていれば
後は困ったらきっと誰かが助けてくれます(^^)
ただ・・
出来るだけ
なんに関しても
プロ意識は持つように
持てるように
心がけています。
それだけです
Posted by: かなめ [ 2009年9月18日 18:52 ]
こーりきーさま
ありがとうござます。「プロ意識」のこと、実はたいへんに恥ずかしい、と言うか申し上げにくいのですが、私の適正なのでしょうか、これが未だに自分の中で定位できずにいるのです。
話がややこしくなるので、ポロリとこぼすのみにとどめますが、またおじゃましなければなりません。・・・単なる飲む口実だったりして。