ビーバー
草刈機のことを「ビーバー」と呼ぶ人がいます。これは山田機械という会社が作っている草刈機の商標で、近ごろではこの本家ビーバーを見ることが少ないのに、どういうわけか名前だけは世間に知れ渡っているようです。そして何と、私の愛機は2台ともこの本家ビーバーです。まずはビーバーのハンドルの分解画像から。
上が組み立てたところで、下が分解したところです。多くの方が見慣れている草刈機とは様子が違いますね。
そうなんです。これは背負い式と言って、エンジンは別に背負って、ハンドル部分だけが自由に動く構造になっています。長い筒の中を、画像中断のニョキニョキとしたフレキが貫通していて、エンジンの動力を先端まで伝達します。エンジン部分につなげるとこのようになります。
左が常用マシン。右がバックアップマシンで、かなり老朽化しています。
今朝、仕事にかかってみるとどうも機械の調子がわるく、帰宅してバックアップマシンに交換することにしました。ところが、このバックアップも壊れてるじゃありませんか!
調べてみると上記のフレキが切れてしまっていました。これではバックアップとは呼べません。下の画像が切れた部分のアップです。
早速、新しい部品に交換して山に戻ろうと思いましたが、どうも最初に壊れた機械も直すことができそうなので、修理することにしました。ついでに、長い間壊れたままになっていた停止用のスイッチも新調しました。オリジナルは押しボタンなのですが、ずっと前に秋葉で買っておいたモメンタリーのトグルをくっつけました。
どうもいけませんね。いじくりはじめるとどんどん趣味の世界へ埋没してゆきます。記念にパチリ。
ついでに、山田機械工業株式会社のロゴもアップします。皆さん、機械の在庫管理には注意しましょうね。
コメント
Posted by: こーりきー [ 2009年9月15日 22:36 ]
なるほど
我々もビーバーといっていますが
違うんですね。
私のは山田精機のじゃない(^^)
同様に
除雪の飛ばす機械のことを
この辺りでは
ピーター
といいますが
これもひょっとして・・・・・・
Posted by: かなめ [ 2009年9月16日 21:03 ]
ビーバーと呼ぶのは、年配の人たちばかりかと思っていましたが、まだポピュラーな呼び方なんですね。「俺のは元祖ビーバーだぞ」と言うのは、特に誰も関心を示さない、密かな自慢です(笑)。
ところで「ピーター」ですか。初耳でした。さて、語源はどこにあるのでしょう??昭和30年代のウルトラQというTVドラマに、そういう名前のトカゲが出てきた記憶がありますが…。
えっ? お呼びでない。 失礼いたしました。