畑のミッキーマウス
のんきなタイトルをつけてしまいましたが、これがシカによる食害です。村の基幹産業であるレタス畑では、苗を植えて間もない頃からシカが侵入し、作物を食べてしまいます。この畑でも、ビニールマルチがむき出しになり、ちょうどミッキーマウスのような形に見えている部分が食われたところです。
山に近い畑ほど、被害が大きい傾向があり、林に囲まれた畑の所有者は防除作業の分だけ余計に手間もコストもかかってしまいます。正確な数は調べていませんが、夏の間も有害鳥獣駆除が行なわれており、かなりの頭数が捕獲されているのですが、被害は衰える様子がありません。そして不思議なことに、これほどシカが多ければ、カラマツ林の下層は丸坊主のはずなのに、当地ではそういう場所がほとんど見られません。
すでに夏の主食は野菜になってしまったのか? いったいヤツらはどんな動きをしているのか? 昼間も姿を見るわりには、いまだにわからないことだらけです。