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そまびとたちの奮闘記

NPO法人信州そまびとクラブ。
山仕事をしながら、
林業のこれからの姿を提起します。

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早朝出勤の理由

この夏も、シカ侵入防止の電気柵の草刈と修理を請負いました。そして暑さに耐えられなくなった頃から、暁の出撃モードに入りました。
 3時に目覚めコーヒーを飲み、一膳の飯(目覚めとともに食べられるのは、特技と呼べるかもしれない)とインスタントスープを流し込むと畑へ。実は、こんなバイオリズムなのでブログ更新も滞っていました...。

 
090813polistes.jpg

 保育のための草刈を早朝に行うのは、多くの地域で慣習化していたようです。今のように動力式の草刈機が無かったことを考えると、理由のひとつに暑さ対策があるのはもちろんですが、機械化された現代では、こちらへの効果も抜群です。早朝はハチの動きが活発ではないので、巣を直接ひっぱたかない限り刺されることもありません。
 画像はたぶんフタモンアシナガバチ。刺されたくないのはもちろんですが、できることならけなげに生きる彼らの巣を壊したくないのです。
 こいつらの巣が、刈進む草むらの中に突然現れるのですが、今季はすでに4つ発見し、奇跡的にすべて寸止めで逃げ切りました!盆になると言うのに、まだ一回も刺されていません。この幸せがいつまでも続きますように。

コメント

Posted by: somakudo   [ 2009年8月14日 07:18 ]

8月8日はそろばんの日ですが、蜂の日ではないのでしょうか?

どうでもいいですが、今夏は私も少しは山に出ているせいで、
蜂さまには結構でくわします。
今の藪刈り現場では空中から地下から”わやわや”と湧き上がってきます。

しかし、私もいまだ刺されずにいます。
天候が不順のせいでしょうか?何か蜂達も動きがトロいような気がします。

さて、この時期、夏休みを利用して多くの子供イベントがあり、会場などに蜂の巣が無いか必ずチェックするのですが、
ついつい”駆除”してしまいます。勿論、こりゃさすがにヤバイなと思う場合は「蜂さんゴメンネ」で昇天してもらいますが、
先日のキャンプでは子供達に注意をうながし、蜂の永住権は守られました。

なかなか共生は難しい。

Posted by: かなめ   [ 2009年8月15日 04:11 ]

 たしかに、今年のハチはどの巣でもおとなしいような気がします。
そしてアシナガに限ったことですが、どこも個体数が少ないのです。
天候がようやく安定してきたので、これからドッと本来の賑わいに
なるかもしれませんので、油断していると痛い目に遭うかも知れま
せんね。
 おっしゃるとおり、特にこれからの季節に子供たちを連れてゆくとき、
巣のチェックは疎かにできませんよね。それでも見落としがあって、
ヒヤヒヤしたこともあります。やむを得ない場合には駆除ということに
なりますが、そんな時は、なにかひとつの国や宇宙を破壊してしまった
ようで、実に後味が悪いものです。
 おじゃまさせてもらう立場ではありますが、そうは言ってもこちらも
命がかかっているし、特に近ごろのおこちゃまには、昭和生まれの
ようなワイルドさが足りないような気もするので、難しい…。だから
こそ「小さいうちに一度くらいは刺されても」とも思うのですが…。
 おかしいですかね?私の価値観??

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そまびとたちの奮闘記 「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。

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