• 山村型起業解説
  • 事業アイディア
  • インタビュー「先人に学ぶ」
  • 農山村の背景情報
  • お役立ち情報・技術
 

そまびとたちの奮闘記

NPO法人信州そまびとクラブ。
山仕事をしながら、
林業のこれからの姿を提起します。

« 魔神バンダー | Main | 蕨市の子供たちと »

牛や馬の居る高校

娘が高校の体験入学に行くというので、同行しました。大勢のお客様を待たせており、心苦しいのですが、どうしてもこの機会に見学をしておきたかったので、一日現場を止めて行ってきました。


090729hokunou1.jpg

 長野県立北佐久農業高校。県内では唯一、牛や馬が居る高校ということで、希望する見学者には乗馬体験も行われました。当然、馬術部があるのもこの高校だけなのだそうです。実に貴重な存在じゃありませんか。


090729hokunou2.jpg

 携帯で写したので良くわかりませんが、遠くに写っている四本足は犬ではなく牛です。
 人なつこい牛や豚に触れていると、脳内に鎮静物質が出てくるのを感じます。でも、先生のお話に出てきた「経済動物」という言葉に、ハッと現実世界に引き戻されました。
 "経済動物"って凄い言葉ですね。新鮮な響きでした。彼らとの付き合いの中には、人工林の経営と同じくシビアな経済性がついてまわるのです。

 こういう学校が通学圏にある地域に暮らしていることに感謝しながら、今日は娘よりも勉強させてもらったかもしれない。

コメント

Posted by: アカホリ   [ 2009年7月31日 04:17 ]

> 脳内に鎮静物質が出てくる

この感覚、わかります。


> 経済動物

これはすごい言葉ですね。林業に置き換えたら――と、何気に使っている「人工林」という言葉の意味深さを感じてしまいました・・

Posted by: かなめ   [ 2009年7月31日 05:26 ]

 そう言えば「経済林」という言葉も耳にするような気がしますが、
どういう場面で、どんな方が使っていたのかを思い出せません。
山林所有者のような、極めて山に近い側の方から耳にするように
思います。
 どうも自分には「経済」という言葉に過敏なところがあるのかも
しれませんが、それはたぶん環境負荷や人の心の問題など、
本来忘れてはならないものを置き去りにする、という偏見をこの
言葉に対して持っているからなのかもしれません。


 それにしても「経済動物」とはねぇ。まさか食用にはしませんが、
「林業労働力」と言われると、「経済人間」と呼ばれているような
気がします。飛躍しすぎました、すみません。

コメントを投稿

profile

そまびとたちの奮闘記 「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。

お知らせ

要林産のホームページ somabito.jp をどんなものにしようか、現在思案中です。なにか良い案があったら、ぜひコメントに書き込んでください

2009年10月

S M T W T F S
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

カテゴリー

  • カテゴリを追加

最近のエントリー

最近のコメント

最近のトラックバック