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そまびとたちの奮闘記

NPO法人信州そまびとクラブ。
山仕事をしながら、
林業のこれからの姿を提起します。

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見せしめ

今年も、草と格闘するあつ~い3ヶ月間がはじまりました。村を囲むシカ避けの柵に沿ってひたすら歩く、ダイエットの季節です。村での暮らしには、このようにリズムが、つまり季節感があって良いのですが、どうも夏がくるたびに老け込んで行くような気がします。

 

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 ところで、生産者にとり、汗水たらしてようやく出荷にこぎつけたレタスを、バクバクと食い荒らすシカは恨んでも恨みきれない存在です。効果の程は不明ですが、こういう見せしめをしたくなる気持ちは、村人なら誰しも理解できます。

 

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 畑地の全周を電気柵で囲んでいるのですが、それでもシカが侵入するため、畑一枚一枚もネットで防衛しなければなりません。

コメント

Posted by: 信州佐久アグリフォレスト   [ 2009年7月 5日 17:00 ]

 カラスも良く畑につり下げられ人気があり、有害鳥獣駆除で銃で打ち落としたものをくれと言われるのですが、効果の方は?ニホンジカも捌いた後の頭や骨など捨てる場所にもニホンジカは出没します。人間の意識とは違います。
 今日は小諸のワナの見回りをしてから佐久の山の中に行きヒノキ林に植えた銀杏の苗の周りを坪刈り。ところがニホンジカの寝巣を複数発見して予定外の下刈りとなりました。3年前の間伐の時、ヒノキ林内には何も生えていなかったのに草が繁茂。ニホンジカの格好の餌場とねぐらに変化。ツル切りだけで済ませればよいと考えていたのですが、1㌶全部下刈りをしないといけない。畑仕事と有害鳥獣駆除の合間にやることにします。

Posted by: かなめ   [ 2009年7月 6日 06:42 ]

 カラス、シカ、ともにそれまでなかった環境の変化を感じ取る能力を持っているようなので、ヒトが「見せしめ」のつもりでぶら下げるものを(鳥は視覚、獣は嗅覚で変化を感じ)変化として警戒します。どちらも学習能力があるので、この変化に危険がないことを学ぶと、警戒はとかれるようです。
 1ヘクタールの下刈り、ひとりでのんびりやれば1週間は楽しめそうですね。熱中症にご用心ください。

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そまびとたちの奮闘記 「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。

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