葉っぱでビンゴ
町田市の小学5年生の移動教室では、はじめての試みとなる林業体験。イワナつかみ取りの後だったので、だいぶ疲れ気味の子もいたけれど、今日、森の中へ入ったことが少しでも良い思い出となって心のどこかに残ってくれるといいな、と思いました。
実施を前に、ふと自分の小学生時代の思い出に問い合わせしてみると、実に断片的なことに気づきました。
訪問先や仕掛けてくれた大人たちは真剣に準備してくれていたのだろうけれど、存外子供の印象に残ることはそんな思惑からは遠く離れたところにあるのかもしれません。
今回は40名が二クラス。合計80名なので、いっぺんに作業をするわけにゆかず、40名ずつの交代で除伐体験を行い、待機する40名には葉っぱのビンゴゲームをやってもらうことにしました。
ところが、これがまた思惑からはずれて、景品があるわけでもないのに、みんなのビンゴへの集中力がすごかった。子供たちの観察力には脱帽です。そのうえ「森には必ず持ち主が居るから、班で話合って採取は最低限に」という条件も、みごとにクリアしてくれました。
今日も新しい発見のあった一日でした。
コメント
Posted by: ふるだぬき [ 2009年7月 4日 16:14 ]
楽しそうですね
葉っぱビンゴ
葉っぱをそのまま貼り付けるところがナイスです。
いただきまーーす。
Posted by: かなめ [ 2009年7月 5日 06:11 ]
画像ではわかりにくいかもしれませんが、この葉っぱは
ラミネートしてあります。地元の臼田高校の生徒たちが
「標本つくり」でやっていたので、拝借してみました。
今回は「森に入ることとは」ということで、事前勉強をして
もらいました。森には必ず所有者が居るということ。学習
のために、お願いして入ったり、採取しているというこをと
知ってもらったおかげで、サンプル採取はほとんどの子が
慎重にやってくれていました。賛否両論かもしれませんが、
私には、このあたりの気遣いの通じたことが、実はいちばん
うれしかったりして…
生ものをラミネーターに通す際の温度には研究の余地あり
ですね。種類によってはかなり変色するものがありました。
それでも、ピタリとあててしまう子供たちの観察眼の深さには
感動しました。