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そまびとたちの奮闘記

NPO法人信州そまびとクラブ。
山仕事をしながら、
林業のこれからの姿を提起します。

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励ましの言葉

 

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今日も都会からのお客様を案内しながら、癒されてしまいました。今回のお客様は町田市からのトレッキングツアーの皆さんです。


 昨年10月にも書きましたが、きっと自分よりも何十倍も多くの場所を歩き、いろいろと見てきているはずの人たちから、ツアー終了時「とても楽しかった」と声をかけられると、言葉で表現できない快感につつまれてしまいます。でも、美味しいものにはそれほど料理人の腕前は必要ないのですよね。たいていの人は素材の味にこそ値打ちを感じるのです。


 バスの窓越しに手を振ってくれる皆さんを見送りながらやっと気づくのです。「あぁ、あれは自分に対しての励ましの言葉なんだ」と。だから単純な私は素直にお願いします。「来年も励ましに来てください」と。

コメント

Posted by: こーりきー   [ 2009年6月 9日 09:10 ]

うん。
すばらしい・・

何をいっても
また
「来てもらいたい」

優る気持ち
「また帰って来ます」
に勝る言葉は
ないですよね。。
いつもそう思います。


素材の味の値打ち・・
すばらしい言葉ですねぇ
私も
そう思います。
そして
そこを案外地元の人が気づいていなかったりする・・・ハハ

Posted by: かなめ   [ 2009年6月11日 06:06 ]

 こーりきーさんが書かれた「素材の値打ち、そこを案外地元の人が
気づいていない」というところは、多くの場合に当てはまるのではないで
しょうか。

 
 地域によって事情も異なり、たとえばオラほの場合は、素材の値打ちは
わかっていても、基幹産業が忙しすぎて、村に観光客がいちばん多く入って
くる時期にかまっていられない、という実情があります。だからこそ観光地化
されない良さもあり、これは日本の田舎としてはちょっと特殊な状況かもしれま
せん。つまり素材の良さが際立つ。


 煮たり焼いたり、調味料をドバドバかけるのでなく、スッキリしたお膳に、
素朴な器。サービスする板前としても、できれば寡黙でありたいと思うの
ですが、だめですねぇ、ついベラベラとしゃべってしまう(笑)。
 「10分くらい黙る」という効能の薬草はないでしょうか。

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そまびとたちの奮闘記 「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。

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