一週間以上過ぎてしまいましたが、県の環境フェアでお伝えしていなかったことの報告です。
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チェンソーカービング「シトロン」の饗場良夫さんです。
大型機械搬入の手間や機械音のことなどで、いつも会場の一番端っこを利用させてもらうそまびとですが、そんな立地条件でも人を呼び寄せてくれる最大の功労者です。チェンソーパフォーマンスは多くの人の関心を集めます。
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長野県林業士会佐久支部との協働ということもあり、今年はテント二張りの大所帯でした。上の画像は薪をメインにしたブース。下は左から県の佐久地方事務所林務課が設けた森林整備の相談コーナー、地元の山口商会さんによる森林整備用品の販売コーナー、そしてそま会員「樹」さんによるクラフト紹介のコーナーです。
各々のミッションは異なりますが、要は同じ旗の下(と言うか、人かな)に集うものということで、楽しい雰囲気の中で一日が過ぎてゆきました。下画像のテントには「岸野小学校」の文字が輝きます。
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薪割機のアップ。オペレーターはそまびと専従の森林インストラクターK村氏。花嫁募集中です(などと書くと本人には迷惑千万ですが)。余談ですが、私はこんないい男を独身のままにしておく国には、未来はないと常々思っています。・・・年寄りのおせっかいですかね。
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手動薪割機のアップ。そまびと会員の方が持ち込んでくれました。残念ながら今のところ当地域ではネットでしか入手できないようです。効率面で動力式には劣りますが、時間さえあれば力の無い人や慣れない人にも、安価に安全に薪を割ることができるという、これからの日本には不可欠なアイテムです。
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森林整備についての行政の相談コーナー。アンテナを高くし、網を広げる。この地道な努力が大切なんだと思います。相談者が来てましたよ。
ここでの相談の対象面積が0.1haでも100haでも、評価に違いはありません。なぜならば未だ日本の人工林の大部分は「整備するかしないか」という最も基本的なフェイズにあって、その突破口作りが急がれているからです。
付け加えると、まだそのフェイズにしかないのは、私を含めた生産側の、林業の外に居る人たちへの働きかけが不足しているからです。
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