カーラジオ
午後の休憩どき、カーラジオをかけながらチェンソーの目立てをしていると、よく聴いていた番組が最終回とのこと。毎日聴いていることはできなかったけれど、時事ネタを多面的な角度で捉える、とても大事な番組だったのに...。打ち切りの理由は、どうやらネット普及の大波に、なかなかマスメディアが追随できていないことのようでした。
先日、地域の林業関係の会議で、仲間のホームページを立ち上げようという話が出たとき、アルコールの力を借りて、どうにももどかしいコメントをしていた人がいたけれど、林業はほんとうにこの変化に取り残されるぞ、このままでは。
音楽のコーナーで流れてきたのは、サザンオールスターズの旅姿六人衆でした。
コメント
Posted by: ERI [ 2009年3月27日 22:37 ]
かなめさん、こんばんは。
年度末というのは、もともと番組改編や誌面刷新が行われる時期ですが、なぜかこの3月はそれがやたらに多い気がします。偶然なのかもしれませんが、NHKの番組や新聞のコラムなど、長い間ありがとうございました、というのがこれまでになく目につくのです。百年に一度と言われる経済不況のせいでしょうか、経費を抑えながら新しい挑戦もしたいと、大幅な入れ替えが行われているのでしょう。
かく言う私の部も、4月から役職者3人が抜けて中堅と新人3人が加わるという布陣になります。負担は大きくなりますが、今の世の中、忙しいというのは贅沢な悩みだと思わなくてはなりませんね。
話は変わりますが、アミタという会社をご存知でしょうか?環境ソリューションカンパニーを標榜し、企業活動から生じる環境負荷の低減やFSC認証、自然産業創出といった事業で着実に業績を伸ばし、大証ヘラクレスに上場している企業です。環境関連のNPOはたくさんありますが、株式を公開している会社というのはかなり稀ではないかと思います。ぜひ伸びて欲しいと思い、(もちろん将来の値上がりを期待して(^_^;)昨年始めて株式を購入し、今日は会社を休んで、株主総会というものに初めて出席してきました。
京丹後で牛を森林に放牧し、下草刈りの省力化と乳産品の出荷による収益確保を同時に実現しようとする取組が一定の成果を生み、今後全国に水平展開していくとのこと。それ以外にも、今年2月には金融の仕組みを活用して森林の資産価値向上を目指す会社を設立しています。長期間にわたる赤字を覚悟で、それが自社の使命だと新規事業に取り組もうとする社長の熱意が伝わり、やはり応援していこうと思いました。林業界の皆様も、もっともっと自ら発信し、私のような応援団を増やしていっていただきたいものです。
Posted by: ERI [ 2009年3月27日 22:47 ]
追申:すみません、特定の企業名を出すのはマズイんですよね。うっかりしてました。管理者の方、不適切でしたらその部分以下は削除して下さい。
Posted by: かなめ [ 2009年3月28日 07:08 ]
ERIさん、オフィスの活気が伝わるリアルな書き込みをありがとうございます。
かなり思い切った配置変更があったようですね。くれぐれもお体を大切に。こちらは世の年度末の騒ぎをよそに、のほほんとしておりますが、プライベートで娘の進学に振り回され、頭がおかしくなりそうです。
環境ソリューションカンパニーへの投資、すごいですね。ERIさんの生き方は時代の最先端を、これまた牽引しているように思えます。アミタさんのHPを見ると、多様性→関係→持続性ということがわかりやすく書かれていますね。とくに後ろの二つがないとだめだということは常々感じておりましたが、やっぱり間違ってなかった。
それにしても林内放牧に加え、MSCにまで事業展開をしているとは、驚きました。こうしたものが社内でも有機的に結びついてゆく組織の姿を想像すると、たいへんな元気をいただけます。実は昨晩地域の同業者の集まりがあり、車中での地元の製材屋さんとの会話で「外需から内需へ」ということを話しながら、「じゃ、具体的にどうすりゃいいんだ」と自問しておりました。そんなタイミングだったので、こういう思想で上場している会社のことを教えていただき、ひとつの答えを見ることができました。ありがとうございます。もっと勉強しなきゃいけませんね。
ところで昨日放送終了した番組のことですが、強いメッセージ性をもった情報番組で、ポッドキャスティングを通じて放送エリア外にまで強力な支持者を得ていたのですが(いつもすごい数のメールが寄せられていたようです)、その実績が局側の現在の手法では評価できなかったのだそうです。民法だったので、おそらくスポンサーからの理解を得ることができなかったのでしょうね。
激変の中で、道の正しさを見極めることができる冴えた頭の持ち主は、残念ながら少数しかいないのかもしれません。凡人としてはそういう人を探すことに必死で、ただオロオロするばかりです。