メリーポピンズ
新しくなった中学校で、村人への音楽堂のお披露目としてミュージカル映画のDVD上映会が行われました。昨晩の上映はメリーポピンズ、実に懐かしい物語です。自宅では味わえない音響と映像に、しばし夢心地の時間を過ごさせてもらいました。
村のカラマツで建てられたこの中学、今後も村人に利用してもらえるようにしたいとのことなので、あれこれ企画を考えてみたいと思います。
しかし残念ですね。この村産材をせっせと山から下ろしてくれた森林組合には、未だに何の情報も伝えられていないようです。若い作業員などは、こういう機会に自分の仕事と地域社会とのつながりに触れることでモチベーションが上がることは確実なのですが...。
ソフトウェア感覚が育ちにくい、中途半端な田舎の悲しい現実を感じています。
コメント
Posted by: こーりきー [ 2009年2月10日 11:40 ]
かなめさん
若い森林組合の方たちにお伝えください。
信濃町では今
小中一貫校を立てる準備が着々と進んでいますが
特に建物の壁・・ですが
建物そのものの設計業者を選ぶ段階の資料として
うちの教育委員会が添付した資料が
川上中学校の
地元の樹を使った校舎の概要や写真にコンセプト
つまり
設計の時点で
地元の熱い思いをきちんと理解して
地元のものを使うようなプレゼンできるところにしましょう
という
見本。
ぜひ
お伝えくださいませ・・な
Posted by: かなめ [ 2009年2月12日 06:01 ]
こーりきーさん
川上村で行われたことが参考にされているとは、驚きました。
ところで、教委さんが添付した業者選定段階の資料とは、どんな人たちを対照に発信されるものなのでしょう。もしも地域住民に対して示されたものだとすると、たいへんに羨ましいです。
公共建築の常なのかもしれませんが、当地では出来上がったものに対する批判の声が少なくありません。どうも使う者の身になった設計ということが、うまくできない仕組みのようです。
村産材を使う、という素晴らしいコンセプトなのですが、「その意味が何なのか」ということから説明がされなければいけないのかなと感じています。それから、工期ありということの宿命かもしれませんが、できるだけ多くの地域住民を巻き込んで事業が進められる形を、役所が真剣に考えるべき時代なのではないでしょうか。
で、材の件なのですが、私もぜひ森組で働く人たちに自分たちの仕事が形となって現われているこの校舎と、そこで育つ子供たちのことを語りかけたいのですが、残念なことにそういうチャンネルがまったくありません。一方的に事務所に顔をだして提案したところで、相手にしてもらえないので、とにかくできるだけ多くの人に相談して、良い手を考えてみようと思います。
Posted by: こーりきー [ 2009年2月12日 09:01 ]
かなめさん
業者選定段階以前の資料として
今後
住民120名ほどの様々な団体などから選ばれた方達に説明され
さらに25名ほどの人間で
コンペで出てきたものを見比べて、一番うちの町のコンセプトにあったところを選んで行きます。
もちろん
そこへ至るまでの会議も
今までの会議も全てオープンで
インターネット上にも議事録が公開されています(^^)
けっこう
やれば出来るもんですよ。
官民協働。
「ずく」だけかも。。お互いの。
と
官の勇気。
と
「まとめられるさ
そんなもん」
という
民間の気楽な発想
と
強い意志
でしょうか・・・・
Posted by: かなめ [ 2009年2月12日 18:23 ]
こーりきーさん
なんと羨ましい話なのでしょう。どこか遠い国の話のように聞こえてきます。
実は今参加している公民館報の編集委員のあいだで、うちの村の中学のことが話題になっており、すでに建ってしまったあらゆるものに「なぜ?」が投げかけられています。
いただきましたコメントを、こんな地域もどこかにあるらしい、ということで、せめて編集委員に報告させてくださいませ。できればこの手法の模式図のようなものを、首長や教委の皆さんにも見てもらいたいです。
あぁ羨ましい…。