レサシアン
救命訓練経験者にはお馴染みなのではないでしょうか。レサシアン、通称「アンちゃん」を紹介します。
先週、山岳救助隊の関係で受講した救急救命法の最中、不器用な救助者(=私)に、文句も言わずつき合ってくれました。画像はAED(自動体外式除細動機:致死性不整脈の一つ「心室細動」でポンプ機能を失った心臓を、電気ショックで正常なリズムに戻すための医療機器)訓練のときのアンちゃんです。
日本の救急車到着までの平均時間は6分だそうです。この6分間に、どれだけの救命措置ができるかが受傷者の生死に深く関係します。救助隊ボランティアとしてだけではなく、商売がら、こうした現場に遭遇する可能性が高い者のひとりとして心肺蘇生法には気合が入りました。
でも必死に練習したあとにふと気づいてしまったのです。要林産は一人ぼっち。自分で自分を救助するなんてことはないことを...。
そして迎えた最終日の三角巾の実技テスト。幼稚園の頃から折り紙に対する恐怖心のある者にとって、実に苦しいひと時でした