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そまびとたちの奮闘記

NPO法人信州そまびとクラブ。
山仕事をしながら、
林業のこれからの姿を提起します。

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スゴイ

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山仕事をしていながら、実はこれまで手鋸については無頓着でした。現場ではすべてをチェンソーで済ませてしまいますし、そのチェンソーが挟まれた場合の脱出方法も、私は鉈派です。たまに剪定の仕事などで手鋸を使ってもみるのですが、昨年夏に剪定の現場で無くしてしまって以来、頭にきて持ち歩きませんでした。


 ところが10月のアーボリカルチャ研修で、その価値観に変化があらわれました。講師の腰からぶら下がるバナナのような鞘。「ありゃなんだ?」と思っていると、そこからは見たこともない長い手鋸が出てきたのです。これが、「スゴイ」との出会いでした。


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 林業用ノコギリで、なんと商品名を「スゴイ」と言います。刃の長さ36センチ。このメーカー(兵庫県製です)の鋸は、アメリカのアーバーたちに人気があるということで、その理由を知りたいとおもい現場で使ってみることにしました。
 近ごろの手鋸は、強力な焼入れがしてあり、切れ味が落ちた場合には目立てをせずに、すぐに刃を交換するシステムになっているのですが、このスゴイは目立ても可能ということです。まだ1日しか使っていないのですが、さすがに木の上での使い勝手は洗練されています。鞘への出し入れがし易く、長い刃と先端の形が、離れた場所のロープを手繰り寄せるのにも好都合。無くさないように大切に使いたい道具です。

コメント

Posted by: ふるだぬき   [ 2008年12月17日 13:17 ]

「スゴイ」を使うような「凄い」仕事はしていませんが、その会社の製品は好きです。
 今年も私の仕事で大活躍する可能性が高い「はやうち4段」は、見た瞬間に「即お買い上げ」しました。
 ついでに横にあった「ロングボーイ」も山奥まで背負えそうだとの理由で購入しました。

 今のところ、「はやうち」の出番はありませんが、来年度からは例の松原湖などの仕事で、精力的に働くと思います。

 ロングボーイは、既に主戦力となり、今まで使用していた「危険な鎌」はとりあえず「引退」です。

Posted by: かなめ   [ 2008年12月18日 08:11 ]

ふるだぬき様
 はやうち4段、私も森組時代にさんざんお世話になりました。上を向いたままの作業で、首が痛くなるのですが、それは道具のせいではなく作業条件が原因ですよね。
 すでにこのメーカーの存在はよく知っていたはずなのに、今回、スゴイ購入に先立ってカタログを見て、ひとつひとつが作業環境別に整理されていて、こんなにもシステマティックなのかと、あらためて驚かされました。
 よく考えられた道具は、作業の安全性向上にも貢献してくれます。ふるだぬきさんのところでも「危険な鎌」なるものがあったのですね…。
 もしも「はやうち4段」でも届かない仕事があるときは、ぜひ要林産を思い出してください。

Posted by: ふるだぬき   [ 2008年12月19日 07:45 ]

はやうち4段では届かない仕事が出てきたときは、お願いします。ただし、佐久方面ではなく、下伊那、木曽、上小あたりになろうかと思いましすが・・・。

Posted by: かなめ   [ 2008年12月20日 04:47 ]

ふるだぬき様
 高い場所のご用命、まことにありがとうございます。出動の時を心待ちにしております。
 伊那、木曽方面には、私なんぞ足元にも及ばない(と言うよりも、指導者)早く、確実に仕事をこなす方々がいますので、機会をみつけてぜひ紹介させてください。
 実は来週23日、箕輪町のお宮の木で、その先生方の研修を見学させてもらうことになっています。また進化したいと思っています。

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そまびとたちの奮闘記 「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。

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