間伐補助制度の学習会
いっぱしの林業業者よろしく、県地方事務所が開催した学習会に参加してきました。従来から、民有林の間伐に対しては、国と県、地域によっては市町村などからもその作業量に応じて補助金が支払われているのですが、今年度はそれにプラスアルファーがありますということで、説明をよ~く聞いてきました。
会場はご覧のようにけっこう大勢の参加者で満席状態。遅れていった私は、空いている一番前の席に座らせてもらいました。今回の要点は以下のとおりです。
1 森林の間伐等の実施の促進に関する特別措置法について
2 長野県森林づくり県民税活用事業について
3 その他間伐補助制度について
(作業路、アカマツ林の樹種転換)
4 その他
中でも1の特措法関連では、私のような小さな事業者でも、以前よりも格段と低いハードルで、補助金を直接受け取ることのできる作業実施主体になることができるようになったということで、大きな追い風ということができます。他にも県民税を活用することで、いつも苦労する森林所有者の取りまとめや、境界確認などへの交付金がつく、という点も注目すべきことでした。
「補助金あってあたりまえ」や「使いにくいところばかり指摘」するのではなく、少しでも間伐を進めたい、という大きな目標にたち返って、これを機に村の担当者や所有者とのコミュニケーションを深めたいものです。