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そまびとたちの奮闘記

NPO法人信州そまびとクラブ。
山仕事をしながら、
林業のこれからの姿を提起します。

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期待と不安

木の上で安全に作業したい…。以前からそんなふうに思っていたところ、ロープを利用したクライミング技術による樹上作業の研修が行われると聞き、この1日から2泊3日で喜び勇んで参加してきました。主催者は同じ長野県の上伊那森林組合。以前、ここでもお知らせした、岐阜のアイターンミーティングで実演してくださった講師の皆さんです。


 今回の研修では、技術のみでなく作業に必要な基本的なギアも、経験上、現在考えられる最も良いものが推奨され、事前に輸入しての購入手配までしてもらえるということで、私にはまったく実践向きの内容でした。


 初日、会場となる駒ヶ根市に向かう途中でも開校式のときも、近ごろでは感じたことのない期待と不安で胸の中はパンパン。そして、あっという間の3日間。まずはこれまでに受け取った修了書の中で最も感動的な修了書の画像をご覧ください。


081205arbor2.jpg

Climbing Technique Level 1 の認定書です

コメント

Posted by: こーりきー   [ 2008年12月 6日 17:23 ]

どんな登り方を
やりましたか?
興味津々・・・

Posted by: かなめ   [ 2008年12月 7日 14:19 ]

 こーりきーさんはすでにイベントなどで見て、ご存知の登り方かもしれません。と言うか、ご自身もやっていらっしゃるのかな??


 まずは支点にしたいところにスローラインと言う道糸をかけ、それにクライミングロープを結びつけてスルスルとひっかけます。このロープが木登り専用(セミスタティックだそうです)で実に扱い易い。その末端をハーネスに固定し、もう一方にプルージックを介してハーネスを固定。あとはフットロッキングという方法で、足にからめたロープに立ち上がりながら、ハーネスのプルージックを持ち上げつつ登って行きます。このとき、プルージックは手で持ち上げなくても、マイクロプーリーを使ったしかけで、勝手に上がっていきます。


 …と文字で書いてもよくわかりませんね。ポイントは、ロープばかりのシステムで登ってしまうという点かと思います。楽に登るようにアセンダーを使う方法もあるのですが、最もトラディショナルな方法ということで、これを習ってきました。

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そまびとたちの奮闘記 「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。

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