片付け
先日、重機の履帯(りたい)をはずしてしまった現場の続報です。
請負った作業はカラマツをすべて伐採したあとの、枝や搬出しなかった木をまとめて、現場の境界ギリギリに整理するというものです。林業の世界で地拵え(じごしらえ)と呼ばれている作業に近い内容で、本当はグラップルというハサミ状のものがついた機械が適しているのですが、悲しいことに要林産には重機がひとつもないため、お施主さんのバックホーをお借りしての作業。
土木用のバケットで、枝をまとめつつどんどん押してゆく動作の繰り返し。途中、薪に使えそうな木があると、機械から降りて造材します。
けっこうな傾斜の場所もあり、機械をひっくり返さないように、かつ切り株や岩に乗り上げないようにと神経を使います。ちょっと見にくいですが、帯状にずらりと並んでいるのがまとめた枝の山です。