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そまびとたちの奮闘記

NPO法人信州そまびとクラブ。
山仕事をしながら、
林業のこれからの姿を提起します。

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浮島を納品

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ここ数日、近所の人たちは我が家の前で組み立てられ、日ごとに積み上げられてゆくイカダ状の物体に興味津々でした。


「何を作っているだい?」「そんなもん、何するだい?」

「このイカダで海外に逃げようと思って…」


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 と言うことで、小諸市というところの調整池に浮かべる、野生生物用のカラマツ材浮島18基の納品が無事終了し、昨日はその進水式でした。


 この池周辺では、高速道路建設にともない地域の自然植生保存などの活動が行われており、その様子は浅間自然環境日記『あさま』の小さな活動でご覧いただくことができます。もちろん、浮島設置もその活動のひとつです。

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クレーンで岸辺に下ろされてから連結され、設置位置までえい航されていく様子です

コメント

Posted by: ふるだぬき   [ 2008年11月16日 21:30 ]

ご苦労様です。

あくまで個人的な感想なのですが、
世の中は、浮島の効果を誇大広告している気がして仕方ありません。
ま、それがかなめさんの食い扶持になるのであれば、それに超したことは無いので否定しませんけど。

Posted by: かなめ   [ 2008年11月17日 06:00 ]

ふるだぬきさま
 私自身には誇大広告の実感がないのですが、佐久地域では浮島に集う生き物が逆にやっかいな問題のタネになったりもしていて、複雑ですね。
 どこぞの県でも浮島のパンフレットを作っていたかと思いまが、あれの主な効果に水浄化があったかと思います。
 そういうのも含め、生物多様性との関係などプラスもマイナスも検証され、一般の人にもわかり易い形で発信されるといいですね。

Posted by: tarou   [ 2008年12月11日 09:39 ]

過日は、いかだの設置にご足労頂きありがとうございました。
お蔭様で、池・保全地ともに当初構想の足がかりが出来ました。
後は、経年的にいろいろな生き物が少しずつ戻ってくるよう、活動を継続
していきたいと思います。
今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。

今朝、信毎拝見させて頂きました。
林業はもとより、1次産業をこんなにないがしろにする先進国はありませよね。

向寒の砌、ご自愛いただくとともに、良いお年をお迎えくださいませ。

     小諸ミズオオバコ保全会議       鵜飼 良郎

Posted by: かなめ   [ 2008年12月11日 18:24 ]

鵜飼様
 丁寧なコメントをいただき、恐縮しております。どうもありがとうございます。
 こちらこそ、生物多様性の保全という、たいへん張り合いのある、また、個人的にも勉強になる仕事をさせていただけたことに、幸せを感じております。
 ご指摘のとおり、第一次産業の適切な評価のためにも、少しでも多くの方に、この間伐材のいかだの存在を知っていただき、かつ本来の機能が発揮されることを願っております。

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そまびとたちの奮闘記 「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。

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