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そまびとたちの奮闘記

NPO法人信州そまびとクラブ。
山仕事をしながら、
林業のこれからの姿を提起します。

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スリル

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先日「植物人間」でお伝えしたシカよけ電気柵の手入れのその後です。昨年、私の地元の集落を担当させてもらったのに続き、今期、新たにもうひと集落で作業させてもらえることになりました。これでこの夏は全部で三つの集落の畑の周りを歩くことになります。


 草が深く、日が昇ってからでは体力の消耗が激しいため、一昨日から午前4時の着手に切り替えました。まだ完全に夜が終わらないころ、ブーンと草刈機をまわし始めます。
 今日の畑は柵の10センチくらいそばまでナイロン製のネットがあり、反対側は崖地形、その上出来の悪かったハクサイと、畑から発掘した小石がふんだんにブン投げてあって、スーパーテクニカルコース。そこへ畑の主が収穫作業にやってきました。


 オーナー:あぁ、草 刈ってくれるんですか。すいませんねぇ。ネットや石があって刈りにくいでしょ。
 かなめ :いやぁ、気をつけて、ボチボチやりますよ。
 オーナー:それから、ここはヘビがいるからね、去年、畑の中でひとり噛まれたから。マムシ。気をつけてね。
 かなめ : … じゃぁ、マムシが寝ているうちに終わらせるダ。アハハ (マムシは基本的に夜行性だぜ)


 去年、中国人研修生がマムシにやられたという話は聞いていましたが、それがこの畑だったとは。ヘビ嫌いではない私ですが、やられたという実績はリアリティ過多です。そして現在、村内には血清は常備されていません。ドクターヘリには乗りたくないよ。
 ということで、今朝はスリリングなひと時を過ごしました。どの程度スリリングかと言うと、蜂の恐さをまったく忘れながら作業をするくらい、…かなりわかりにくい例えで失礼しました。


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上の画像の場所の作業終了後です。柵に隣接しているネットがわかるかな?

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参考「草刈機は野菜を切ることもできます」の図

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そまびとたちの奮闘記 「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。

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要林産のホームページ somabito.jp をどんなものにしようか、現在思案中です。なにか良い案があったら、ぜひコメントに書き込んでください

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