手作り図鑑続報
昨日は降られてしまったのですが、やはり林内での作業体験が何よりということで、図鑑作りは行なわず、地域の林野保護組合役員13名、森林組合3名、県林務課1名という豪華な顔ぶれで、子ども2名に大人1名という体制で除伐作業を行いました。
夜は動物たちの気配を求めてナイトハイク。ライトに照らし出されたシカの群れに歓声があがりましたが、お目当てのコウモリが登場せず少し残念。
そして今日は快晴となり、36名の子どもたちは、みんなワラビ採りに夢中になりました。
今回、ツアーのお手伝いをさせていただいたような都市部の保養施設は、いずれも指定管理の対象となっており、今後は公平競争の原理原則から単に「地元の事業者である」ということだけでは管理の受託が難しくなってゆくことでしょう。そのことを逆に自分たちのスキルアップのチャンスと捉えることができるかどうか、そして地域との結びつきという点で、総合的な地域力のアピールをできるかどうか、短い時間ではありますが、発注側の方との会話から、遅ればせながらかなり具体的な活動のヒントをいただいた二日間でした。
時は流れ、私の子ども時代と比べると都内の小学生が置かれている生活環境や自然環境もずいぶんと変わったことでしょう。マーケティングではありませんが、一度、都市部の子どもたちの学校での様子も見てみたいと思います。