温暖化防止活動推進員に
長野県地球温暖化防止活動推進員の会議に行ってきました。恥ずかしいことに、昨年11月の委嘱以来はじめての推進員らしい活動参加です。出席していた推進員の皆さんは「とにかく行動を」という意識の高い人たちだったので、いろいろと考えさせられました。
市町村の担当者による各自治体の取り組みの報告があり、それらへの市民の皆さんの反応には、ある種のもったいなさのようなものを感じました。みなさん意識が高いあまり「筵旗(むしろばた)」を振ってしまっている…。処理能力の限界を迎えている(地域によっては限界を超えている)組織の個々に対して、多くの人が時間を裂いている場で、ただ苦言を述べることはむしろ迷惑。動くことのできる人は行政をそそのかす確信犯であることが、これからの時代は求められているのに、意識の高い市民に必要なファシリテータが不足しているのです。
ところで今回、推進員となったことを機に村の公民館報への連載をさせていただくことになりました。館報編集長経験者の先輩に相談したところ「おめぇは重宝がられてるな」との分析。たしかに埋め草担当なのかもしれないけれど、地域のメンバーの末席に座らせてもらったのではないかと受けとめ、今は1200世帯対象に温暖化防止のことをどのように伝えるかということで頭の中がいっぱいです。
日本の田舎はどこでもそうかもしれませんが、パチンコ屋さんの駐車場を見ると、エコロジカルフットプリントは田舎暮らしの人の方が、都会暮らしの人よりもはるかに大きいような気がするのです(逆に言えば、車を捨てて田舎暮らしをすることが理想です)。