かんがりや
当地では「かんがりや」と呼んでいます。どんど焼き、道祖神、1月のこの時期、日本中の田舎で都会では絶対に見ることのできない盛大な炎を見ることができます。正月よりも正月っぽくて、好きです。
十六日夜、かがり火の上に樅で作ったお仮屋をのせて一時に燃す。お宮はパチパチと音をたてて燃え、火の粉は中天に舞い、すさまじい火柱は冬の夜空を焦がし壮観を極める。この炎上する火に、各自書初めを棒の先につけてかざすと、紙は燃えながら高く舞い上がる。高く上がるほど手が上がる(習字がうまくなる)といわれている。
***以上 川上村誌民俗編より
コメント
Posted by: こーりきー [ 2008年1月16日 21:19 ]
そうですか・・
かんがりや
ですか。
いろいろ違うもんですね
でもまさに文化風習。
残していきたいですね。。
信濃町では・・・
どんど焼きは「五穀豊穣・家内安全」をはじめ「どんどの火で焼いたお餅を食べると風邪をひかない」、「どんどの火にあたると、この一年を無病息災ですごすことができる」、「書き初めが神火で高く上がると、習字が上手になる」なんて言われます。
また
必ずばあさまから先に火をつけます(^^)
Posted by: かなめ [ 2008年1月17日 05:50 ]
こーりきーさんのところでは、ばあさま、じいさまのペアなのですね。私の村では、部落内の各地区でひとつずつ火が燃されます。6年生の男の子の家が親方と決まっていますが、地域によっては少子化の影響もあり、柔軟に対応しなければならないようです。
また、部落が変わると、そこで行なわれることもさまざまに変化して、時間があったらいろいろと探求してみたいなと思う話題でもあります。
今年こそ、世間の皆誰もが安らかでありますように。