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そまびとたちの奮闘記

NPO法人信州そまびとクラブ。
山仕事をしながら、
林業のこれからの姿を提起します。

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ハチ刺され

今年は極端にハチの巣が少なく油断していたら、やられてしまいました。相手は、中部地方の人々に食用として絶大な人気のあるクロスズメバチ。電気牧柵の横に、ドッジボールぐらいの巣があったのを見落とし、草刈機で直撃したらしく、巣は真っ二つ。ハチがおとなしかったので、幸い左手の第二指一箇所を刺されただけで許してもらえました。


 刺された腹いせに、ガソリンをぶっ掛けて巣を燃やしてしまう人も居ますが、私はとてもそんな気持ちにはなれません。なぜなら、このことで受けた痛手は、私のよりも彼らの方が計り知れないほど大きいのです。しかも、個体数の少ない年の被害は、地域のクロスズメバチ個体群全体にとっても大きな影響をあたえているに違いありません。

 
 そうは言っても、こちらも場合によっては命に係わる事故ですから、危険域から脱出と同時に吸引機で毒を吸出し(水を持っていればたっぷり洗い流し)、抗ヒスタミン軟膏をたっぷりすり込みました。刺されてから治療終了まで約1分。このスピードが重要です。人によってはこのあと血圧が下がり、視界が真っ暗になるなどのショック状態に至ることもあると聞きます。ですから、ガツガツせずに腰を下ろし楽な姿勢でしばらく休みます。


 8月3日のアシナガバチに続き今期2回目のハチ刺され。彼らはこれから刺激に敏感になるので、まだまだ刺される可能性があります。シーズンが終わったら、ちゃんと抗体検査を受けないとだめかな…。

070905bee1.jpg

赤い点が刺された箇所。クロスズメは、私の場合、吸引をすると30分程度で痛みはなくなります。一晩寝て起きた今は、少し痒いです


070905bee2.jpg

草刈機の一撃により無残に破壊された巣。ハチたちは、まだ皆巣にしがみついていますが、台風が接近する中、再建できるのでしょうか

コメント

Posted by: こーりきー   [ 2007年9月 6日 22:02 ]

かなめ様
いけませんねえ・・二度も刺されては(^^)
ほんとうに気をつけないと、けっこうやばいんですよ!
ぜひ
エビペンをお持ちくださいませ・・ね。
って
持ってるか・・・ハハ

でも、私もこの時期は、ポイズンリムーバーに、ドクダミに、スズメバチジェットは
必ず持ち歩いています。
ぜひぜひ
気をつけてくださいな。

Posted by: かなめ   [ 2007年9月 8日 11:36 ]

こーりきー様
無用心で、ほんとうに恥ずかしいかぎりです。
これからアップしますが、これまで刺されまくってきた蓄積が、いよいよ黄色信号になったような気がしています。エピペンはまだ処方してもらっていないので、今年の検査では医師に相談してみます。

アドヴァイスをありがとうございます。

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そまびとたちの奮闘記 「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。

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