チルホール
言ってみれば人力のウインチ。木を引き倒したりする際に使います。黄土色の本体をワイヤーなどで支点に固定。画像左の本線ワイヤーを倒したい木にセットして、本体に通し、レバーでギコギコやります。滑車は引っ張る力を、安全な方向へ変えるために使います。
起業にあたりまず買い揃えた道具を紹介します。チルホールという名前は、恐らく林業関係でしか耳にしないのではないでしょうか。これで木を引っ張って、倒す方向をコントロールしたり、他の木の枝に引っかからないようにします。木を倒すだけでなく、人力では動かない材木を動かしたり、ぬかるみにはまった自動車を引き出すのに役立った、という人もいます。
私が購入したT-7の引っ張り能力は750kg(倍の1500kgありますが、750kgで安全装置が働く構造)。定価75,000円。滑車は南星のE04。これらの道具を立ち木に固定する際に、ワイヤーを使うと傷をつけてしまうので、下の画像に2本写っている35mmナイロンスリングを使います。2本とも長さ3mで強度800kg。スリングは大きなホームセンターでも入手できます。