5年生と自然観察part2
まとめの時に見せてもらった、もうひとつのクラフト班の作品から、山荘支配人の名指導者ぶりが伝わってきます。
17日に続き、村にあるもうひとつの小学校のキャンプ教室をおじゃまし、自然観察の手伝いをしてきました。
まずは耳ならしから、「目をつぶって、何が聞こえてくるか神経を集中しましょう…」。
風のささやき
長雨で増水したときの力強い川の音
ウグイス
セミ
と、視力というフィルターから開放された意識は、たちまち多くの情報を数えはじめます。
何かを見つけるたびに私が発する問いかけに、すかさず子供たちから手が挙がります。それが難しい問いかけでも、彼らの想像力はビクともしません。「今日の子供は反応が良い」と、こちらも次第にテンションがあがってゆくのがわかります。
この日の子供たちの発見。
土柱(どちゅう)
シカの足跡と食痕
今年はじめてのコエゾゼミの声
柳絮(りゅうじょ)
ホオジロのさえずり
楽しい観察会が終わったあとは、いつもの草刈のおじさんに戻りました。案内の季節はこれで一段落です。
立つ鳥跡を濁さず。観察の最中にも森の中のゴミを見つけて回収してくれる子がいたりして、大人としては恥ずかしい思いをしました。