秩父多摩甲斐国立公園探訪
今回の主役。ハコネサンショウウオではないかということですが、定かではありません。外鰓(がいさい)と呼ばれる頭の後ろに飛び出しているエラが見えているのは幼生であると図鑑に書いてあります。
環境省関東地方環境事務所というところの依頼で、自然観察の案内をしてきました。私の暮す川上村のうち9716haが秩父多摩甲斐国立公園に指定されており、自然公園法制定50周年記念事業ということで実施されたものです。
会場となったのは川端下(かわはけ)の廻り目平というところで、フリークライミングをする人たちの間ではとても有名な場所です。景観の美しさや自然の豊かさも一流で、このあたりを管理している村の振興公社の事業を日ごろからお手伝いさせてもらっている関係で声をかけてもらいました。
参加者とのコミュニケーションに加え、今回ははるばる東京の奥多摩町から来た 自然保護官事務所のレンジャーのお二人との新たな出会いもあり、有意義な一日でした。
12年前にこの場所をはじめて見たときに、「ここでガイドができれば良いな」と思っていたことが、少しずつ現実になり始めました。
毎年サンショウウオに会うことができる沢は、こんな場所です。