臼田高校自然塾
高校生が地域から参加者を募り、自然について解説する講座「臼高自然塾」のお手伝をさせていただくようになり、もう4年が経過しました。
自然塾は、年6回、樹木、水生昆虫、プランクトン、野鳥をテーマに、10~20人の地元の方の参加で行われ、樹木と野鳥の講座を開くためのアドヴァイスなどを、そまびとクラブが、また水生昆虫とプランクトンは信州大学繊維学部の大学院の皆さんが担当しています。
臼田高校環境緑地科のみなさんには、そまびとクラブの設立当時からおつきあいいただいているということになります。
まだ法人設立のための打合せをしている当時のこと、新聞報道を見たひとりの先生がたずねて来てくれました。これが、そまびとクラブにとってのコラボレーションの第一号でした。
まだ法人にもならないうちから、NPOとして、こうした皆さんとの関係ができはじめていたということは、今考えると実に恵まれていたと感じます。
手作りのパネルで解説をする環境緑地科の2年生たち。回を重ねるにつれ、受け答えなども上達してゆきます。生徒たちにとって、さまざまな世代の人々に自分で学習した内容を解説したり、質問に答えることは、よい学習の機会になっているようです。
この日は講座の最終日。佐久市内にある調整池で、冬の鳥たちの観察を行いました。