融資
融資を受けるための契約に行ってきました。年利は2%、来年の5月29日を返済期限として、120万円の融資が決定しました。
契約は、長野市にある特定非営利活動法人長野県NPOセンター(ややこしいですが、NPO法人には「NPOを支援すること」をミッションにしたNPO法人があります)の中にある特定非営利活動法人NPO夢バンクとの間で行いました。
私たちの活動資金のひとつに、民有林を手入れした際の手間賃があります。今回借りたお金は、その手間賃が施業完了後の検査が終わってから支払われるまでの間の運転資金です。
一定の基準を満たした内容で民有林の手入れを行うと、県を通じて国や県、また地域によっては地方自治体などから森林の所有者に補助金が支払われる制度(造林補助金制度)があります。
信州そまびとクラブでは、この造林補助金を森林整備の請負手間賃の一部として所有者から受け取るのですが、私たちのような弱小団体では、検査が終わってから補助金が決定して支払われるまでの間に生じる「未収入」の期間がネックになり、時として、面積が大きくなると(作業の期間が長くなるので)法人経営が厳しくなる、という悪循環が悩みのタネでした。
そんな悩みを、事業を通じて知り合いになった金融プロフェッショナルの民間企業の方に相談し、「長野にはNPO対象に融資するシステムがあるはずでは」と教えていただいたことが、この融資のスタートになりました。