あるNPOの神様と呼ばれている人が書いた本だったと思いますが、NPOを運営する場合、収入の中のバランスが重要であるということが述べられています。
それはおおまかに、事業収入、会費収入、そして助成金収入の三つに分けられるということで、これらのどれかが突出することなく、バランス良く運営の原資となっていることが、健全なNPO運営のためのひとつの大切な条件だということです。
しかるに! 信州そまびとクラブはまだまだ事業収入の割合が圧倒的に大きい。これが今持っている大きな悩みのひとつです。
世間には、行政が行う助成事業や、企業や団体が社会貢献を目的に用意しているさまざまな助成金があるのですから、これらをもっと有効に利用することで事業展開に活かしてゆく。そんな夢を実現するための説明会に行ってきましたので報告します。
平成19年度地域発元気づくり支援金についての佐久地域での説明会会場は、ザッと100人を超える方の熱気でいっぱいでした。実はこの支援金は、私たちが今年「森林で学ぶセルフケアプログラム」や、「ふるさの森林づくり講座」を開催する際に県から受けた「コモンズ支援金」の新バージョンなのです。ですから、なんとしても外せない大切な説明会ということで、午後の現場をストップして、職員3名で聞きにいきました(べつに人数が多ければ良いというわけではありませんが…)。
ソフト事業の場合は補助率 10/10で、ハードに対しては補助率2/3という、利用側にとってありがたい設定ですし、実施2年目ともなると、あちこちで評判を聞きつけたり報道されたり、その効果も次第に目に見えるようになったこともあり、団体からの説明会参加者は以前よりも増えているとのことでした。
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