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そまびとたちの奮闘記

NPO法人信州そまびとクラブ。
山仕事をしながら、
林業のこれからの姿を提起します。

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そまびと体験ツアー

 別荘地では、敷地内の木の処遇をどうするかがテーマになっていることは、以前からここに書かせていただいていますが、そのことで悩むオーナーの皆さんを対象とした講座が用意されるようになりました。

 別荘が木に脅かされることが最大の問題ではありますが、別荘と言えども、当地ではその多くが植林地の中に設けられているので、実を言えば森林整備と背中合わせにもなっているわけですね。

 今日お手伝いさせてもらったツアー八ヶ岳高原ロッジ様主催の「そまびと(杣人)体験トレッキング」の午後の部は、敷地の木の手入れにあたっての安全面での注意点や、作業のコツを説明し、実際に体験していただく内容のものでした。

 参加者からは、「えっ、この木をここに捨ててしまうの?? もったいない~。ペレットになるじゃないですか」というお叱りを受け、姿勢を正すひとまくもありました。

061008konashi.jpg

ズミを題材に、ナタの使い方の説明をしております。むこうでカメラを回しているのはNHK長野さん。今日は取材の下見ということでした。

 山で遊ぶには最高の天気に恵まれ、みなさん午前の自然観察ウォークと合わせて楽しんでもらえたようです。今日はこの他に、ロッジ内で佐久きのこ振興会の共催と、長野県の後援により、長野県山の幸(安全・安心・本物)フェアと題し、「野生きのこ鑑定教室」、「信州カラマツ家具展示販売会」、「野生きのこ 展示・販売会」、「きのこ料理ランチブッフェ」、そしてなんと「信州産木材を使った別荘リフォーム相談会」が行われました。

 実を言うと私、依頼を受けた案内よりも、この別荘リフォーム相談会が気になってしかたなかったのです。なぜなら、これには都内で活動する建築家がからむという仕掛けがあり、老朽化したお宅の多い別荘のリフォームが縁で、「それでは東京でもいっちょカラマツを使ってみましょうか」という展開になる可能性が大きかったからです。

 もっと欲を言えば、「この人たちが出した材木で、ぜひ…」なんてパターンも有りかな、と思った次第です。この次は提案してみますか。

 最後になってしまいましたが、何から何までめんどうを見ていただきました、長野県佐久地方事務所(と言うか、林務部ですかね)のみなさま。どうもありがとうございます。

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そまびとたちの奮闘記 「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。

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要林産のホームページ somabito.jp をどんなものにしようか、現在思案中です。なにか良い案があったら、ぜひコメントに書き込んでください

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