物産展での製材
佐久の物産展に簡易製材機を持ち込んで、カラマツの製材を実演しました。本当は、昨日紹介した手ぬぐいの販売と合わせて行う予定だったのですが、お客さんのたくさん通る場所は、製材機のレール(水平を保たなければならない)を設置しにくかったため、急遽販売とは離れた場所での製材となりました。
材料の丸太と、出来上がった巣箱用の板
会場は、上信越自動車道のサービスエリアと直結している、佐久市のハイウェイオアシスパラダという場所で、ここで休憩をとるバスの団体観光客などの目にとまり易い場所です。前述した事情により、製材を行うところは一般観光客の目にとまりにくい場所だったのですが、それでも興味のある人は歩みを止めて板ができる様子を見たり、質問したりしていました。
長野県では、今年から、各地方事務所にこの製材機を配備し、営利を目的としない活動に限定して、各団体に貸し出しをはじめました。この日は、大沢地区から伐り出してきた1.5mのカラマツ間伐材で、地元の学校で使う巣箱のための板を40枚ほど挽いたのですが、バンドソー(のこぎりの刃)の減りが早く、ソーを3枚も使ってしまいました。とにかく製材は奥が深い。
この巣箱は、来週末に地元の高校で予定している演習林実習と、来月予定している、佐久地方事務所環境森林チーム主催の小学校での環境教育で使う予定です。