活動が紹介されました
取材の時に撮ってもらった写真です
私たちの伐った木が、本になりました!! しかも、そこにはそまびとの姿も載っています。
5月19日のブログで、私たちの伐採した木が紙となり流通することを紹介しました。この紙は、木づかい運動の一環である、株式会社市瀬様の3.9ペーパーという紙です。
山に捨てられてしまう間伐材の運賃を、紙のユーザーが負担することにより、木の利用を進めるという仕組みのものですが、今回はなんとそこにもうひとひねり! 自分たちで伐った木で作られた本に、その木を収めた私たち自身のことが紹介されたのです。
ソニー・マガジンズ発行の、エコロジーナウの表紙には、「普通の人のエコロジー」・大人のための環境問題入門・2時間でわかる最新エコ事情ムック と書かれています。環境系の最新情報満載のこの本を、ぜひいちどご覧になってみてください。
上の画像は、このブログの主旨には何ら関係ありませんが、気に入っているのでアップしておきます。「平成18年頃の、山林労働者の一般的スタイルの記録」ということで、ご勘弁ください。
コメント
Posted by: hideshi [ 2006年7月25日 21:05 ]
実は、県職員になる前に数年ではありますが、東京の紙パルプ専門商社で働いていたのです。
今回のお話を伺って、自分がもと居た場所との繋がりを復活させること、また、地元の林業・木材業者の取り組みの参考事例となるように思いました。
会社の元同期に連絡し、市瀬さんのことも調べてもらったのです。
東京電力の環境問題(尾瀬)に関する取組みにも関わっているようですね。
Posted by: かなめ [ 2006年7月26日 17:36 ]
hideshiさま、コメントをありがとうございます。
山に放置される材が、少しでも「何か」になり人々の手を渡る。私たちは、今回の取り組みで、そこに直接参加することができました。
この実感というのは、トレーサビリティの観念が無い事業体で働いていた者にとって、本当に涙が出るぐらい嬉しい出来事だったのです。
人と人の繋がりが、モノの動きとなり、多くの人が、そのモノの意味を知るようになる。
大げさなことを言うつもりはありませんが、右肩上がりの夢からさめた社会では、このような価値が本当の価値になってゆくような気がします。
東京電力の方とは、多摩川源流自然再生協議会という活動を通じ、情報交換をさせていただいているのですが、市瀬さんを良くご存知ということで、人の繋がりの大切さというものを改めて感じました。