ことの始まりは、
集楽庵の裏山の竹林を整備したときに、
伐採した竹がたくさん出たんです。
スタードームを作ったり、
キャンプの器作りや
そうめん流しなどにも利用したんですが、
それでも、中途半端な竹が出てしまいます。
そのまま、腐らせてしまうのももったいないし、
林内が何となく汚くなります。
で、竹炭にしてしまったらどうだろうか
と思ったのです。
で、どうすれば竹炭を作ることができるか
といろいろと調べたり、
いろんな人に相談しているうちに、
県職員のFさんから、いい支援の話を
していただけました。
全国林業研究グループ連絡協議会から
林業従事支援事業の一環として、
炭焼き体験を指導するということなら、
補助が得られるとの返事をいただきました。
早速、地元の炭焼き職人のKさんに相談したところ、
それくらいの予算なら、小屋とドラム缶を利用した
炭小屋と窯ができるし、
それを、一から作るようにしたら、
炭焼きのことがよく理解できるし、
ある程度の技術習得にもなるのとの
返事をいただきました。
指導は、Kさんに全面的にお願いしました。
現実にできそうです。
炭焼きの釜を作りたいと思ってから、
2年の月日が流れていました。
あきらめずにコツコツ続けていくことは、
大事です。
10月から12月にかけて、
3回の予定で、
炭焼き講座をします。
数年前から計画をして、
ようやく実現しました。
講座で作った炭焼き釜は
常設して、時々炭焼きをしようと
思います。
少しずつ里山の景観ができていくようで、
楽しみです。
名田庄で、林業交流会が開催されました。
今回で、7回目くらいかな。
京阪神を中心に、林業に就業したい人や興味のある人が
応募して参加されます。
全国各地で行われているとのこと。
今年も、約30名の方々が参加されました。
この交流会の目的は、
林業の就業者の情報提供と支援にあるようだけど、
参加する人の、7割くらいは就業目的と言うよりは、
林業とか山村での生活がどんなものなのかなあと言う
興味で参加する人のようです。
一泊の二日の行程で、
一日目は、簡単な山の作業をしてもらいます。
メインは、その夜のアルコールが入った交流会です。
参加者といろんな話ができて、私たち向かえるものにとっても、
楽しく、有意義なひと時です。
今回も、いろんなお話ができました。
林業や山仕事・山村の暮らしへと進むうちに、
時として、人生観や生き方みたいな話になることが
多いですね。
転職や引越しは、やっぱり人生にとって、大きなことですもんね。
いろんなことに悩んでいたり、迷っている方も多いようでした。
その点では、私なんかは、のんきなものです。
まあ、人生考えてるだけやと、なかなか動けませんよね。
やってみて、こうでもないああでもなって、しているうちに
何とかなるもんですよ。
やりたいことをやってみてはどうですか。
なんて、いってしまうことが多いんですが、
どうも、私のような安直な考えの方は、少ないようです。
2007年の春から、森林組合の現業職員から、
作業班に編入しました。
そのことは、このブログでも書いたと思います。
その契約が、12月31日で切れます。
解雇される訳です。
まあ、冬は、山は雪で仕事もできにくいので、
冬は、仕事ができないということで、失業となるんです。
世間では、大不況の荒し。
でも、私の失業とは、様子が違う?
・・・・とも、言えないかも。
来春、めでたく雇用されるのでしょうか。
ちょっと、不安ではある。
最近のコメント