若狭町の野外活動クラブから、
竹でつくるスタードームの製作依頼
を受けました。
はじめは、若狭町の地元のどこかに
作ること予定だったのですが、
良い場所がないとのことで、
老左近の休耕田に作ることとなりました。
たまたま、私たちも作る予定だったので、
これ幸いと、子どもたちに手伝ってもらう
形で作りました。
今回のスタードームは、常設を目指しました。
毎回、作ってはすぐに撤去していたので、
なんとか、常設を考えていました。
で、常設となれば、キチッと寸法を測って、
(毎回ちゃんと図っているつもりなんですが、
いざ作ってみると、穴の場所が微妙に
ずれたりしていたのです。)
さて、作り始めても、
やっぱり、子どもたちは里山でウロウロ、
何か見つけたらり、河原にいったり、
ちっとも、スタードームづくりには、
参加しません。
まあ、竹を切ったり、寸法を測ったり、
地味な作業ですから。
昼食の後、いよいよ組み立てです。
これには、さすがの子どもたちの
手も借ります。
さあ、見せ場のたち上げです。
ワ―と歓声が上がったのは、
お母様方から、へえすごいすごいと感激。
今回は、全てナットで固定。
見事全ての穴にナットが通り、
立派なスタードームが完成。
後日、ネットを周りに張り巡らせて、
ドーム全体に藤やツタの植物を這わせて、
緑のドームを作っていく予定です。
秋になって、
熊が里に下りてきて
人間と遭遇。
いろんな悲劇が勃発。
人が怪我をして、
熊が射殺されています。
マスメディアでも連日報道されています。
各地で、
事業やイベントが中止されています。
私の住む地域でも、
目撃情報が毎日のようにあります。
でも、不思議なことにも、
山では、ちっとも熊に会いません。
里の方が熊を見るんですね。
私の住む山村では、
毎年クマが里に現れては、
柿なんかを食べていっているようです。
でも、お年寄りに聞いても、
クマに襲われたという話はほとんど
聞きません。
なんで、他の町では襲われるのに、
この山村では、襲われないんだろうか??
不思議です。
もちろん、襲われないのに越したことはないし、
危ない目にも会いたくないです。
子どもたちが襲われるようなことが
あったら、大変です。
用心をするに越したことはありません。
でも、出てきて騒ぎになってからやと
遅いんやないでしょうか。
悲劇の起こらない様に
人間が考えないといけないと思います。
人間が自然を勝手気ままに使うから
こうなるんだ。自然からのお仕置きだ
と言う人もいます。
その人の言うことは、正しいのかも
しれません。
じゃあ、何とかしないとね。
共存というか、こんなことにならないように、
しないとね。
じゃあどうすればいいんだろうか。
何ができる。
いろいろと考えて、
ささやかでも、
森んこのできることをしようと
思います。
間伐体験をするので、
サポートしてほしいとの
依頼がありました。
間伐の林は、
昔畑だったところに
スギを植えたまっ平らな場所です。
参加者は、皆初めて。
チェーンソーも持ったことがない
若者ばかりでした。
今回は、私はサポート役。
指導は、地元の森林組合の課長さん。
参加者みんなが一本ずつ木を伐倒しました。
良い経験だと思います。
参加した若者たちもちょっと興奮気味。
ワイワイ賑やかでした。
最後の方で、
「でも、皆さんは今一本の木を
殺したことになるんですよね。
とっても、貴重な経験をしたと思って
くださいね。木を切るということは、
命を扱うことなんです」
なんて、神妙なことをいって
しまったのも、
「自然体験の意味」をしっかり
伝えたかったからだと思います。
それは最近、私自身に言い聞かせている
ことでもあります。
今頃でお話しするのも、何なんですが、
7月の最終週の一週間中国に
行ってきました。
自然体験活動や環境保全活動さらには、
世界平和活動など幅広く活動しておられる
Tさんのお誘いを受けて、
ひょこひょこ着いていったのです。
旅費はすべて出していただけるという素晴らしいお申し出です。
杭州に行くとだけ聞いて後は、
あまり詳しいことは、分かりませんでした。
おおよその趣旨は、中国で環境活動をしている団体と交流するというものです。
交流と言ってもいったい何をするんだろうか。
後で知ったのですが、誘っていただいた
Tさんも良く内容を理解していなかったようです。
でも、まあ北京空港について、まずは、びっくり。
デカイ!なんてデカイ建物なんだ。
しかも、何となくぼんやりガスってる。
黄砂の影響?それともスモッグ?何とも分からない。
北京空港からそのまま国内線に乗り換えて
杭州空港へ。
杭州も大きい。大都会だ。
でも、ここはガスってない。
驚くほどの大都会だ。
人口600万とのこと。
中国は、杭州クラスの大都会が数十あるとのこと。
しかも、杭州はあっちこっちで、高層ビルの建設ラッシュ。世界の鋼鉄がここに集まっているって感じです。
人口約14億のすごい国である。
数字じゃなく、ほんと一歩足を踏み入れたら、その大きさが迫ってくる国です。
隣町の母親クラブの依頼で
飯盒炊爨をする。
ご飯を薪を使って炊く体験をしたいとのこと。
児童館の庭で、ブロックで簡単な窯を作る。
飯盒炊爨をするのは、
初めてのお母さん方がほとんど。
本当にうまく炊けるのかなあと
ちょっと、不安。
「まあ、大丈夫でしょう。失敗しても
まあ、これも経験です」なんて、
無責任なことを言う私。
簡単に飯盒炊爨の説明をして、
子どもたちがコメをとぐ。
お米をこぼしてしまう子どもたちもいたけど、
おもったより、器用にお米をといでいました。
30分おいて、さあ、薪で炊きますよ~!
って、時に雨がザーザー
テントを張っていて幸い。
でも、子どもたちは児童館の遊戯室で大暴れ。
お母さんたちは、軒先から
「うまく炊けてますか~」と遠い応援。
さあ、うまく炊けてるかなあ?
蓋を取った瞬間。
おお、まあ、すごい。
しっかり炊けてる~!!!
の歓声。
炊けるもんやねえと、炊飯器でしかお米を
炊いたことのない若い奥様方は、いやに感心してました。
カレーライスでおいしく頂きました。
お焦げもしっかりできて、
良い飯盒炊爨でした。
それにしても、炊爨の「爨」の字は、
途方もなく難しい。
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