若狭川紀行「どんぶらこ」第二話
以前お話ししたと思いますが、
若狭の水に関わるいろんなお話を
いろんな人からお聞きする講座を
始めました。
始めたのは、森んこでは無くって、
わかさWAKKAフォーラム・どんぶらこ実行委員会です。
私もその一員です。
今回は「川漁師のアユ自慢・川自慢」と題して
アユがテーマです。
聞き手は、福井県立大学のT 先生と
小浜水産高校のK先生。
3人の語り部さんに、それぞれのアユ漁の事や
川との付き合いのお話をしてもらいました。
三人三様。実にいい。たのしい。面白い。
活き活きとしたお話に、つい、聞き惚れてしまいました。
皆さんの手振り、身振り、語り調が
実に素直で、自然なんです。
お聞きしているうちに、
この先輩たちの人間味の豊かさは、
どこからくるんだろう。
これから、こんなに楽しく
年を重ねられるだろうか。
うらやましくも、
すこし、心配にもなりました。
自然の豊かさは、
こうも、人を豊かに育てるのか。
アユの習性や生態の面白さ以上に、
このアユに、魅了された人々の
魅力にすっかり、ハマってしまいました。
自然の豊かさは、人の生き方も豊かにする。
この事を、つくづく実感したひとときでした。
※天然アユと養殖アユの食べ比べもありました。