山仕事開始
ようやく、山の雪も溶けて、
山仕事を再開する。
長い冬休みだった。
この間、失業というのも、
不思議な時間である。
初日は、さすがに、体がおもい。
足がおもい。運動不足が、
おなか周りにどっかりと
脂肪を蓄えてくれている。
でも、いいなあ。体を動かして、
仕事をするって。
空気もうまいし、充実の時間。
やっぱり、山仕事が好きなんだなあ。
ようやく、山の雪も溶けて、
山仕事を再開する。
長い冬休みだった。
この間、失業というのも、
不思議な時間である。
初日は、さすがに、体がおもい。
足がおもい。運動不足が、
おなか周りにどっかりと
脂肪を蓄えてくれている。
でも、いいなあ。体を動かして、
仕事をするって。
空気もうまいし、充実の時間。
やっぱり、山仕事が好きなんだなあ。
長男は、恐竜が好きだ。
幸いに、福井県には、世界水準の
「福井県立恐竜博物館」がある。
県内にあると言っても、ここからは、
車で、片道3時間はかかる。
それでも、開館してずっと、
一年に一回は、訪れる。
今回は、国際シンポジウムがあると知り、
内容が分からなくても、雰囲気だけでも、
味わいたいと、長男と二人で行く。
世界の最先端の学者が、15分間の間に、
次々と研究発表を行う。
今回は、アジアの恐竜研究最前線
という副題の通り、
中国・韓国・ロシア・日本の
研究者の発表がある。
同時通訳のイヤホンをして、なかなかの国際である。
もちろん、内容は、さっぱりのチンプンカンプンである。
息子は、もっとチンプンカンプンである。
でも、それで満足。とっても、アカデミックでした。
19・20日と、一泊で、
以前、宮津市の世屋に視察に言った時に、
知り合った「丹後村おこし開発チーム」学生さんたちが
名田庄に遊びにきてくれた。
老左近集落や、里山プロジェクトの説明を聞いてもらい
感想や、意見を言ってもらう。
さすがに、鋭い質問を受ける。実際に行動している
若者は、凄い。感心させられる。
夜は、もちろん、大いに盛り上がる。
若い子たちと、ワイワイやると、
オッチャンも少しは、若返ったような気がする。
山村に、もっともっと学生が着てほしい。
そして、いろんな事を感じて、考えてほしい。
ますます、そう痛感した。
外は、快晴です。
「春だ。どうだ春だぞ」って言う感じの天気です。
でも、私は、決算書や報告書、それに
いろいろとたまった書類の整理ばかりの日々です。
毎日、パソコンの前に座って、
慣れない書類整理をカリカリして、やってます。
悲しい。
完全にストレスたまってます。
来年は、ささっと出来るように、
毎日コツコツ整理しておこうっと!!!
て、去年も思ってたよな。
今年の春は、遅かった。
2月上旬から降り出した雪が、
思いのほか長く降り続いた。
そのせいか、3月になっても、
冷え込む日が続いた。
でも、さすがに、3月も一週間も過ぎると、
太陽が暖かい。
3日ほど晴天が続き、あったかな雨が降ると、
一気に気温が上がる。
川の水も雪解けで、ぐんぐん増える。
風が気持ちいい。あああ、春だ。
素直に、思う。
さあ、そろそろ、山仕事も始まるぞ。
3月12日保育園から、招待をいただく。
この一年間、自然体験活動で、保育園の行事を
サポーとしていただいたお礼にと、
給食会へ、招待をしてもらった。
他にも、保育園を様々な方面で、サポートしておれる
方々が、招待を受けられていた。
私ナンゾは、保育園の子どもたちと遊んでもらって、
いるだけなのに、招待を受けるなんて、感謝感激です。
さらに、細君も、絵本の読み聞かせや紙芝居や
パネルシアターを、未満児さんへのボランティアを
していたおかげで、招待された。
夫婦で、昼食が一食うく。ありがたい。
失業者には、何よりの贈り物だ。
子どもたちとワイワイいただく給食は
楽しい。しかも、この給食がとってもおいしい。
こんなおいしい給食を毎日食べてるんや。
うらやましいなあ。
感謝の手紙ももらって、心も胃袋も
ホクホク、満腹のひとときでした。
保育園のみんな、ありがとう。
また、遊でくださいな。
保育園の先生方、おおきに。
来年度もよろしく。
第四回の「里山講座」が開催される。
春・夏・秋と3回開催された「里山講座」も
今回で最終回。
今回は、森んこが作った「老左近里山復興計画」の
発表と報告をおこない、それを森林総合研究所の
奥先生が、コメントするというカタチをとりました。
いつも、暢気に、奥先生の講習を聞いているだけ
だったけど、今回は、そうはいきません。チェンソーアートの
講習会から帰ってきて、すぐに、今まで考えてきて
復興計画を、初めて聞く人にも、うまく伝えられるように
まとめなくては、なりません。
おなじみのパワーポイントというソフトを使って、
ああでもない、こうでもない。
なんだかんだと、まるまる3日もかかってしまった。
さあ、これでいいと、講座の当日になって、
奥さんに聞いてもらう前に、わたしのオクさんに、
まずは、披露。
彼女の感想は、「なんかよう分からん。」
「えっ!!! これ分からん。」と私は、絶句。
「何処が分からん。」
「うん、なんていったらようわからんけど。
モヤモヤしていて、はっきりせんなあ。」
そうかなあ。確かに、初めての人は、
分かりにくいかも。こりゃ大変。
大急ぎで、修正。
再度、拝聴してもらう。
「うん、これなら、分かる。」
ほっと、一安心。
講座は、上々でした。
先生の好評も良く。参加していただいた地元の
人々からも、
「あんたらの、熱意は、よう分かった。」
「ええ、計画やと思う。」
「がんばってやりや」
の声をいただく。
一つ、山を越えた。でも、
ようやく始まっただけ。
今度は、どんどんと、外へ出て行く。
具体的にな作業・行動が始まる。
具体的な「復興計画」は、
森林楽校・森んこのホームページで発表します。
4月には、公表する予定です。
竹スキーが終わり、ほっとする間もなく。
25日から29日まで、4泊5日で、愛知県東栄町へ
泊まり込みで、チェンソーアートの個人レッスンを受けてきました。
3日間みっちりの講習でした。
全日本のチャンピオンにも輝き、昨年の秋、名田庄にも
デモショーをしていただいた内藤さんのお宅に泊まり込んでの
講習でした。
正直言って、内藤さんが、ここまで、みっちりと教えていただく
とは、想像もしていませんでした。しかも、ご自宅に、
アツカマシクも、泊まり込んでです。
一度、内藤さんに名田庄で講習会をしていただき、
熊の頭を作っただけの初心者です。
まあ、それがいきなりの個人レッスンです。
内藤先生も、手こずったに違いありません。
出来の悪い、生徒でした。
工房から講習用の木を選んでくれる内藤さん
さいしょはフクロウから
フクロウは基本とのこと
時には、
「ちゃんと聞いてる」
「そうしろって、言った。」
とおしかりも受けました。
「出来ないかなあ」と呆れられた
時もありました。
私も、どうしていいのか、頭がコンガラガってしまった
こともありました。一番厳しかったのは、2日目。
どうにもこうにも、手が動かない。何処をどうしていいのか
分からない。見ていても、分かったつもりでいて、
自分では、出来ない。
自分が、情けなく思ったときもあります。
苦しんだクマちゃん
内藤先生は、実に、根気よく教えていただきました。
「出来る限りのことは、全部教える」とも、
言っていただきました。にも、残念なことに、
受ける私が、出来が悪すぎた。
3日目も午前中、1日半がかりで、作っていた
熊の全身の作品が出来上がりつつありました。
その時、何となく、そうか。っていう感じがしました。
チェンソーの持ち方、自分の立つ位置、
チェンソーのバーの角度、削るところ、残すところ、
丸みの出し方などなど、今まで、バラバラだった動作が、
少しずつ組あわさっていくような、感じがしました。
チャンプの技はすごい!
これまでに1300の作品を作ってこられたと言う。
その影に日夜の修練と情熱を感じる。
熊の全身が完成して、午後から半日で、ウサギの作品に
挑戦しました。ずいぶんと気持ちが楽になっていました。
何となく、手応えを感じました。良かった。
まあ、なんとか。何かをつかんだホット安心の笑顔?!
もちろん、出来た作品は、お粗末なものです。
あくまで、練習作品。でも、3日間連続でやった甲斐は、
十分にありました。
いや、3日間だから、良かったのでした。
もし、2日だったら、きっと、
何も感じられずに終わったことでしょう。
講習が終わった4泊目の晩は、
ほっとしたのと、疲れが出たのか、
足や腰が怠いくって、全体が怠くって、
一晩中、ボーと寝てるようで寝てないようで、
朝を迎えました。
朝。元気そうなふりをしてましたが、
ものすごくつかれていた。
頭もボーとしていた。体も怠い。
なんだか、内藤さんには、十分なお礼の
言葉もしっかりできなかったような気がします。
車を走らせても、こんな調子で、
無事に、家までたどり着くのかなあ。なんて、
本気で心配していたほどです。
こんなにも疲れたのは、久しぶり。
キツい4日間でした。でも、
収穫は、大きい。きっと、一生モンでしょう。
得難い、ものを得たことは、間違いありません。
内藤さんには、本当にこころから、おおきにです。
そして、「マスターズ・オブ・ザ・チェンソー東栄」の
工藤会長をはじめ、谷川夫妻には、大変お世話になりました。
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