竹スキーを作る
2月23日(土)森林楽校・森んこ主催で、
里山遊木民プロジェクトの一環として「竹スキーを作ろう」
を開催する。去年に引き続いて2回目の開催となる。
あいにくに天候(吹雪いていたなあ)にも
関わらず、子ども16名・大人6名に参加をいただいた。
指導していただくのは、地元のお年寄り3名(といっても、
スーパー元気なお爺さんたち)
作業が始まると、その先生たちから
「ああ、こっちはこうして。竹はこう割って。」
「道具は大切に扱いや」
「そこは、こうでこうや」
「火で、こうして曲げるんや」
「そちら(地元の言葉であなた)こんなことも知らんのんか」
「ここを、ナタで削ると、よう滑るんや」
などなど、細かい指示や言葉が飛びかう。
子どもも大人も、真剣。
雪が軒の下まで、吹き込んでくる中、約2時間後には、
それぞれの、「竹スキー」が完成していく。
なんとか、怪我もなく無事に作業は終了。
用意した温かな「ぜんざい」で、完成を祝う。
最後に、講師の先生から
「昔は、皆んこうして遊んだもんです。
なんでも、自分たちで作って遊びました。
自分で作ると色んことも、ナタの使い方、のこぎりの使い方
木や竹のことも、山のことも知るようになったもんや。
今は、なんでも、お金で買うてしまう。おもちゃもそうや。
今は、こんことせんでも、ええかもしれんが。
こんなことも知って、経験しておくのもええことやと思う。
なかなか、用意も大変やけどなあ。
まあ、なんかの機会があったら、また、こんなことしましょ。」
いいお言葉をいただき、ピシリとしまりました。
主催者の段取りの悪さにも、関わらず、いろんな人の
協力で、いいひとときが過ごせました。
協力いただいたたくさんの皆さんに
助成をいただいた「子どもゆめ基金」に
参加していただいた皆さんに
感謝します。おおきに。