カヤを刈る
年が明けても、幸いに雪が降らない。
去年、刈り損ねたカヤを刈る。
一人で、コツコツと刈る。
カヤは、見事に乾燥していて、刈りやすい。
刈って、そのまま納屋にしまう。
雪が降るまで、そんなに刈れないと思うけど、
できる限り刈ってみる事にする。
カヤ刈は、やりだすと、けっこう面白い。
何が面白いのかはよくわからないけど、
何となく、心地よい。
不思議だ。
もともと、このような単調な仕事が好きなのかも、
しれない。
それにしても、いつ頃、誰が、
ススキなどで屋根葺きを始めたんだろうか。
世界の屋根の材料を調べてみるのも面白そうだ。