田舎の映画会
二日続いて、夜に映画会が、生涯学習推進委員会主催で行われる。
上演映画は、
一日目は、黒澤明監督の「椿三十郎」
二日目は、チャップリン・ロイド・キートン主演作品の
短編集の「喜劇王」。
古いホールの舞台に急ごしらえしたスクリーン。
パイプ椅子が50脚ほど並べてある。
参加者は、20人ほど。
上映が始まる。16ミリの映写機が後ろで、カタカタ音をたてて回る。
古いフィルムは雨が降り。ピントがボケる。映像がスクリーンからはみ出る。
画面が揺れる。音も割れる。でも、不思議と気にならない。
いい味が出ている。白黒の古い映画である。
でも、椿三十郎は、名作であり、私の大好きな映画の一本。
痛快時代劇、理屈抜きのチャンバラだよ。
16ミリながら、大きなスクリーンで見るチャンパラは、
大迫力。大満足。よかった。
田舎の映画会は、大成功。
新しい文化施設ができたら、
もうこんな映画会は、経験できない。