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まいど「森林楽校・森んこ」です。

楽力を身につけましょう!
楽力って、何だ?
Chichiのブログを読めば、分かるぞ。

2007年9月23日

私流「自然体験活動」

 自然体験活動をしていると思っている。
一応、森林楽校・森んこの代表でもある。

 
 でも、虫の名前や植物の名前もほとんど知らない。
釣りもしないし、海にも潜らない、スキーも山登りもしない。


 この「業界」にいて、ちょっと、珍しい存在だと思う。
もちろん、教育者でもない。知識もないし、経験もそうない。

 
 ただ、好きで、遊んでいるだけ。
向上心があまり無い。勉強嫌い。怠け者。いいかげん。

 
 本当に、こんな事で良いんだろうかと思うときもある。
幸いに、森んこの他のスタッフがいろいろと物知りで、
まじめなので、何とかなっている。


 時々、新聞なんかで、森林楽校・森んこの代表として、
私の名前が出たりするけど、あれは、まったく、
他のスタッフの活躍のおかげなんです。
このブログを読んでみても、よくわかると思うんですが、
私は、実に、くだらない事ばかり書き込んでいるんですね。
 

 
 それに引き換え、新聞や雑誌、テレビなんかで
(このブログを書いておられる方々も)
いろいろと活躍している人たちの、なんと素晴らしいことか。

 
 草木や生き物の名前も、たくさん知っておられる。
スキーや登山は、もちろん、スキューバーや釣り名人。
農業や水産業の経験豊富な方、
20年30年と、自然の中で、生活して
いる人々が、りっぱにリーダーとして、活動しておられる。


 資格というほどの資格もほとんどない。
もう少し、シッカリとしないと駄目なんだろうなあ。
と思うときもある。
 でも、きっと、そんな立派な事は、
生来の怠け者には、出来る訳が無いと思っている。


 不安もある。でも、あんまり頑張って無理をしても
自分らしくなって、不自然だと思う。
 そういう意味では、いたって、「自然体験活動」であるなあ。


 ああ、またクッダラないこと書いちゃった。

2007年9月11日

保育園で川遊び

 保育園の年中さんと年長さんたち45人のみんなと
川遊びをしました。

 はじめに、全員で川の中を歩き回ります。
  
 水の流れ、滑る川底、草が生えてたり、魚が泳いでいたり、
キラキラ川面がひかったり、いろんな川を体験してもらいます。

 
 次に、ひとりひとり、お気に入りの小石を探すゲーム。
丸石、三角の石、赤い石、白い石など、一つも同じ石が
ないことに、気づいてもらいました。

 濡れた石が乾いていって、色が変わっている事を発見。
変な匂いもするぞ!つるつる石や、ごつごつ石。
模様がある石もあるぞ。

 
 せっかくであった世界に一つだけの石だから、
持って帰る事にしました。


 お弁当を食べてから、年長さんだけで、
川を探検。

 
 アミを持って、どんな生き物がいるかを
探しました。


保育園川遊び - 21.jpg


 
 ヤゴやカエル、小魚、ヘンチクリンな川虫、
ドジョウみたいな赤い魚も獲れました。


 たっぷり、川遊びをして、子供たちの笑顔が
キラキラ。子どもたちの素晴らしい、エネルギーを
もらいました。


 応援に来てくれた、ジンジャ、ユカチンおおきにでした。

 


 

 

2007年9月 9日

昔の川のお話を聞く。

 約50年前のこの地域の川の様子を
Oさんからお聞きする。

 Oさんは、竹馬や竹スキーづくりを
教えてくれている元気で、愉快なおじいさん。

 以前から、Oさんはよく「この川は、もう死んでいる。
今のこの川は、どぶ川よりもひどい」とよく言われていた。


 私たちから見ると、まだまだ、きれいで豊かな川だと
おもっているのに。どうして、という疑問があった。


 それで、県立大学のT先生と地元のKちゃんと一緒に、
おじいさんの川のお話を聞く事になった。


 Oさんは、話だけでは、ピンと来ないだろうと、
昔を思い出して、絵地図を書いてきてくださった。


昔の川2.jpg


 その絵地図をみて、たまげた。
さらに、おじいさんのお話を聞いて、これまた、たまげた。

昔の川.jpg

 

 Oさんの口からは、今からは、想像できないほど
川と人の生活が密接につながり、豊で、楽しい川であったかが
詳しく、そして、うらやましいほど、楽しく、美しく語られた。


 人が生活をする事自体が、川を豊かにし、そして、
その豊かな川が人の生活に潤いを与えていた。


 それは、夢の世界であった。

 Oさんが、言っていた「この川は死んでいる」という
意味が少しは、理解できたような気がした。

 私たちは、いかに貧困な川を見ていたのか。
豊かな川というものが、どうあるべきかの片鱗を見せてもらった。

 
 ショックだった。

 Oさんは、つぶやく。「そんな事は、到底無理だろうが、
もう一度、あの川で遊んでみたい」と。


 私たちは、何をすべきなんだろうか。
どう生きるべきなんだろうか。
子供たちに、何を伝えたら良いんだろうか。


 本当の豊かな自然の暮らしを知らない者が
何を伝えれるんだろうか。

 ものすごい何かを、背中に負わされたような気がした。


 


2007年9月 8日

児童館で、竹馬づくり。

 9月8日(土)に、児童館で、竹馬づくりをする。

 はじめは、参加していただいた親子で竹馬を作って
もらおうと思っていたが、どうも、それは、難しいという事で、
スタッフが、作るところも見てもらう事にした。

 まず、前日に、2組ほど、作っておいた、
竹馬乗りをしてもらった。

 出来る子と、出来ない子がいる。
自分の娘と細君が、上手に乗るのでビックリ。


竹馬2.jpg


 反して、私が乗れない。どうして?
これまたビックリ。

 作っている人が乗れないのは、ショックである。

 数年前は、平気で乗れたのに、なんで???

 それもそうだが、竹馬を作るのに、竹が無い。
モウソウ竹の太いのは、いっぱいあるのに、
マ竹の手頃なのが、なかなか見つからない。

 なんとか、30本ほど、用意する。

 毎回思う事だが、昔からの遊びををしようとすると、
用意が大変。材料が無い。作れる人がいない。
遊べる場所が無い。

 環境が変わると、当たり前が、
当たり前で無くなる。


竹馬1.jpg

 どうにかこうにか、5組の竹馬と
8組のカポカポ(正式には、なんて言うでしょう)
が、完成。

 参加してくれた子供たち、もそれなりに
楽しんでくれたようです。


 マ竹の生えてる場所を教えてくれたおっちゃん
児童館のNさん、
 そして、参加してくれた皆さんおおきに。

 また、良い竹馬が出来たら、持っていきます。

 

お知らせ

森林楽校・森んこのホームページが りニューアルしました。

profile

まいど「森林楽校・森んこ」です。 平成9年、大阪から名田庄村にIターンして、森林組合に就職。
「NPO法人 森林楽校・森んこ」の代表です。

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