林業見学・交流会ツアー その2
今年は、現業職員も辞めたし、足もけがをしたので、
当日は、組合からお呼びがかからないかと思いきや。
例年通り、司会進行を頼まれました。
怪我でやや戸惑いながらも、ありがたく引き受けました。
正直、現場で参加者の皆さんと、作業をできないのは、
面白くなかったですね。つまらない。
ああ、ほんとに現場の人間なんだなあと、
今更のように、実感しました。
ツアーが終わって、留守番ばかりだったのに、
とっても疲れました。と同時に、何とも言えない、
むなしさを感じました。
もし、これが、純粋に、森林組合の仕事と思って
割り切ったら、こんなに気持ちには、ならないかもしれません。
でも、それができない。
自分自身が、「すこしでも、多くの人々に森林の魅力や、
大切さを知った貰いたい、実感してもらいたい」という
気持ちが個人的に、とても強くある。あるぶん、
なんとなく、空回りしてしまっているような気がする。
参加者の中に、林業に対して思いが強い方が、
あれば、あるほど、この思いは募ります。
今回は、「ネイチャー6」の辻端さんの声かけで、
もし、本気で山仕事をしたい人がおありなら、
こちらにも、受け入れのキャパがあるから、
その旨をお伝えくださいとの、思いも預かっていました。
でも、結果的には、十分に参加者の皆さんにお伝えできなかった
ような気がします。まあ、このツアーは、森林組合の仕事ですから、
それは、しかない事かもしれません。
森林楽校・森んこの仕事では、ない。
何処かにやっぱり、引っかかりがあった。
組合の仕事と森んこの活動が、こんなところでも、
無用なアンバランスな感情を、引き起こしていたのかも
しれません。足の怪我もあって、この思いが、いつもよりも
大きかったような気がしました。
皆さんの質問にお答えしていても、何となく、この空回りは、
続いていました。
何処かで、もう、お前の事は、良いから、もっと、他の
人の意見も聞きたいんだ、もうお前は、引っ込んでいろよ、
と言う声が頭の中で、していました。
参加いただいた方々に、感謝いたします。
また、全森連、イベントスタッフの方々、県森連の方々や
怪我をしていても、使っていただいた森林組合に感謝します。
貴重な経験でした。とても、良い勉強になりました。
コメント
Posted by: 喜田 [ 2008年6月12日 10:25 ]
ネイチャー6の雇用は現業職員ですか?