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まいど「森林楽校・森んこ」です。

楽力を身につけましょう!
楽力って、何だ?
Chichiのブログを読めば、分かるぞ。

2007年6月28日

保育園の自然体験活動

 保育園の年長さんたちと自然体験をしてきました。
この保育園は、私が、自然体験活動を初めてした
記念すべき保育園です。この保育園での
活動の体験が、私を、この活動への導いてくれました。
だから、この保育園での活動は、私の活動の原点でもあります。

 
 この保育園での活動を初めて、もう6年になります。
あのとき年長さんだった園児は、今、もう小学5年生です。
月日が流れるのは、速いものです。


 おおよそ年3回くらいの活動です。
(年度に寄って異なります。去年は、一度もありませんでした。
寂しかったなあ。)今回は、今年度の第1回目。このクラスと活動するのは、初めてです。
 
 面白い事に、年度ごとに各クラスとも特徴が
あります。やんちゃなクラス・個性がバラバラなクラス・
内気なクラスなどなど。今年のクラスの印象は、
とても仲良しで、やさしい感じのクラスです。

保育園2.JPG


 でも、どの、クラスの保育園の子どもたちも、
とても、輝いています。いきいきと弾けるような子どもたち
ばかりです。それに、みんなとても、個性的です。
自分を飾らない。素直で、自然です。

 園児は、私の先生です。たくさんの事を教えてくれます。
自然体験活動は、自然の気づき運動でもあります。
でも、彼らの感性は、もちろん、私以上です。「なるほど」
とこちらが気づかせてもらう事が多いです。
彼らから、たくさんのエネルギーをもらいます。

2007年6月25日

野外活動指導者講習会に参加する。

 6月23〜24日に福井県敦賀市の
市立少年自然の家で、野外活動指導者講習会に
参加してきました。

 機会があれば、なるべく、努めて
このような講習会や研修会に参加するようにしています。
特に、市や県が主催する講習会などは、非常に安価で
参加できるのが魅力的です。

おおよそ、一泊二日で5000円までです。
(今回は、一泊二日三食付きで2500円でした)
 なんで、たくさんの人が参加しないのか
不思議でなりません。行政が主催する講習会は、
堅苦しいものだと、思い込んでいるのかもしれません。
 
 そういう講習会もあるかもしれませんが、こと野外活動や
自然体験活動の研修会や講習会は、とても面白いです。
講師の先生方も、実践者ばかりです。

 
 ほとんどが、座学ではなく、実践的な実習なので、楽しく、
受ける事ができます。


 
 今回は、指導者講習会と言う事で、救急指導もありました。
こんな知識は、一般の家庭でも知っていると、いざという時に
とても、役に立つ知識だと思います。


 
 指導者講習会とかリーダー養成とかになっている講座も
多いですが、一般の方で、全くの初心者でも、気軽に
申し込みをされても良いと思います。


 なのに、参加者が少ないですね。ほんと、もったいない。
広報が行き渡っていないのもあると思います。

 今回の講習会も、森んこのメンバーを誘いましたが、
みな用事があって、参加できませんでした。残念です。


 今回の講習会も、収穫がおおく、とても、参考に
なりました。それに、同じ活動をしておられる方々と
交流ができる事も魅力です。


 新聞や行政広報・インターネットなどで、案内が
出ています。
 興味ある方は、一度参加してみてはどうでしょうか。

2007年6月22日

NHKのラジオに出演する

6月21日(木)午前11時30分からの
「ここはふるさと旅するラジオ」に出演しました。

 
 生放送です。しかも、全国放送。ビックリです。
 ラジオだと、足の悪いのも見えない。
と思いきや、公開放送なんです。
でも、身内のような人ばっかりが見に来てくれたので、
かえって、リラックスできました。

 
 ほんの数分の出演でしたが、けっこういろんな
経験をさせてもらいました。
 たった、20分も番組に、2回も打ち合わせをしました。
しかも、当日にリハーサルもするんですよ。全国放送で、
生だと、けっこう大変なんですよ。

 
 福井の担当アナウンサーが、杉浦友紀アナウンサー
だったんです。福井の人は、テレビで知っていると思います。
美人のアナウンサーなんですよ。
 
 NHKのアナウンサーは、取材もするんですね。
名田庄を案内したりして(時間は、たっぷりとあります)
彼女と知り合いになっただけでも、幸せですよ、ほんと。

 
 骨折のおかげで、いろんな経験をさせてもらっているような
気がします。ありがたい事です。


2007年6月21日

第2回森んこキャンプ その4

 昼食は、自分たちで、竹くしにパン生地を巻いて焼く
くるくるパン。

くるくるパン.jpg

それに、スープスパゲティーとリゾット。そして、ピザ。

 これまた、完食。
今年の、食事は、大成功。
小学1年生で参加の息子に何が一番面白かった。
と聞くと。自分で焼いたパンが一番おいしかったとの事。

 

日差しがきつくなってきた午後からも、
子どもたちのクラフトは、続きます。
一方では、火起こしに挑戦組も奮闘しています。
この日は、4組が火起こしに成功しました。火に対して
少しでも、何かを感じてくれたと思います。

 さらに、チェーンソーに挑戦してしてもらった
親子もあります。お母さんと息子さん。初めての
丸太きりに、やや興奮気味。チェーンソーの体験は、
森んこの一つの「特技」です。あまり、他のキャンプ体験や
自然体験では、経験できないプログラムです。危険も伴います。
その面での、安全管理が一番のポイントになります。

 いろんな、経験・体験をしていただいたキャンプだったと
思います。森んこの活動の目的は、もちろん「楽力の養成と
向上」にあります。
 
 そして、このキャンプの目的は、キャンプという非日常の
時間と空間を通して、楽力を身につけいてもらう事にあります。


 
 その目的がどれほど、伝わり、達成できたかは、正直
分かりません。でも、このキャンプを通じて、
参加していただいた子どもたちも大人たちも、何かを感じて
もらった事だけは、確かだと思います。今回は、親子での参加
が3組ありました。(他は、子どもたちだけと、スタッフの
子どもとその友達)キャンプをして、帰宅後に今までに無かった
会話や付き合いができていたら、幸いです。


キャンプ.jpg



 参加していただいた皆さんに、感謝いたします。

助成いただいた「子どもゆめ基金」・
後援をいただいた「おおい町生涯学習推進委員会」・
協力していただいた「名田庄体験教室」「八ヶ峰家族旅行村」
「名田庄森林組合」の皆さんに感謝いたします。

2007年6月20日

第2回森んこキャンプ その3

 2日目も快晴。ちょっと、暑いくらい。
子どもたちは、ますます元気です。

 
 

今日は、朝食前に、散歩です。
昨夜歩いた、コースをもう一度歩いて
もらいます。夜と朝の雰囲気の違いを
感じてもらうのが、ねらいです。

 
 散歩のあとに
朝食。おにぎりとお味噌汁。
子どもたちは食欲旺盛。
用意したおにぎりがあっという間に無くなった。
ちょっと、料が少なかったよう。
みんな、よく食べる。

 
 2日目は、自由にネイチャークラフトや
ストーンペインティングで思い思いに、楽しんでもらいます。
枝や石、葉っぱや板ッ切れや竹を利用して、
クラフトをしたもらいます。

kurahuto3.JPG

 火おこしセットやチェーンソーでの丸太切り体験も
用意しました。

hiokosi.JPG


丸太きり.JPG


 2日目は、自分たちで、楽しむのがねらい。
森んこキャンプの目的は、
 キャンプという非日常の時間と空間を通して、
「楽力」の養成と向上です。
 
 
 大人も、子どもも、真剣。
とっても、良い作品ができていました。


kurahuto.JPG


kurahuto2.JPG

 

 

2007年6月19日

第2回森んこキャンプ その2

 さて、さて、いよいよ当日です。
 心配は天候です。
去年は、梅雨を避けようと5月にしました。
でも、あいにく1日目は雨。残念な事に、テントが張れなかった。


 でも、今年は、中国地方が前日梅雨入りしたにも関わらず、
ぱっちりの晴れ。次の日も、ピカピカのいい天気。
6月の緑いっぱいの風が、気持ちいい。


 

受付がおわり、15分遅の午後1時15分に、開会式。
挨拶のあと、
アイスブレイクに「はれはれ踊り」
ネイチャーゲームの「動物交差点」

harehare.jpg

さらにフィールドビンゴの森んこ流の「森んこビンゴ」
 やや気後れ気味の参加者も少しずつ雰囲気が和やかに、
また、プログラムに積極的になってきました。

 

 次に竹で自分用のコップと皿にお箸を作ってもらいます。
ノコギリ、ナイフ、ナタなどを使うので、ちょっと心配の
時間です。事前に怪我をしないように、
それから、怪我をさせないように注意をします。
 
 大人が子どもに、なれた人がなれない人に、
教えたり、教わったり、手伝ってもらったり、手伝ったり、
良いコミュニケーションがとれていきます。
親子参加の醍醐味です。


自家製竹の器.jpg


 それができてから、テントの設営。
 テントで泊まるのが初めて、と言う参加者も結構おられました。
テントは、ちょっと昔の家型三角テント。
これも、手伝ったり、手伝ってもらったり、
スタッフも、参加者も良い関係ができていきます。

tento-hari.jpg

 炭をおこしてもらい、いよいよ夕食です。
今回は、アルミホイールをつかっての、
包み焼きです。野菜やウインナーやニジマスを
自分の好みで選びます。
 
 特製のチキン野菜スープも好評。
 今回は、前回の反省から、料理班を完全に独立して、
もうけました。

 
 食事の後は、夜の森林散策です。森の暗闇を経験してもらう
アクティビティです。約35分の夜の散歩。
 時々、全ての懐中電灯を消してもらいます。怖いので、
なかなか電気を消せない子もいたらしいです。
 
 
 お風呂に入って、汗と疲れを取ってもらいます。
 午後、10時。就寝。
 
 一日目が終わりました。ホット一息。


 


2007年6月18日

第2回森んこキャンプ その1

 第2回目の森んこキャンプを主催しました。
 開催日は、6月16日(土)〜17日(日) 


 

主催行事です。
 企画・運営・資金集め・募集の全てを、
森んこのみで主催します。
 

 自然体験活動や山仕事には、ある程度の経験を積んでいても、
資金集めから集客まで主催するのは、至難です。

 

 特に集客には、苦労します。
新聞やテレビ関係の人に、10組(30名)なら、
すぐに集まるでしょう。なんて言われます。

 新聞などの、メディアに広告するのが一番手っ取り早いのですが、
資金面で苦しいのと、常勤者を持たない、森んことしては、
問い合わせや申し込み体制が十分ではない。
 また、ある程度、身内的な参加者がいてくれた方が、
「楽」だという逃げもあるというのが、正直な思いです。
(これは、代表である萩原の気の弱さからきてるんでしょうね)

 
 で、集客は、もっぱら口コミと、ツテををアテにします。
といっても、小・中学校や公民館、診療所、児童館、役場、
スーパーやガソリンスタンドなどに、
お願いしてチラシを配布したり、
ポスターを貼ってもらったりとの、宣伝活動は、しています。
今回、チラシも、1000枚ほど、配布した。

 
 おかげ様で、チラシ、口コミ、身内の参加で、
20名の参加がありました。
 さらに、福井新聞が、前日にキャンプの記事を掲載くれました。
その記事をご覧になった、敦賀の方が一組、参加いただきました。
 開催前日での、申し込みにありがたくもあり、
あらためて、マスメディアの影響の大きさを実感しました。

 
 大人7名・子ども15名の参加をいただきました。
ありがたい事です。
 大学生の有償ボランティアと森んこスタッフの13名が
運営にあたりました。


moriko-kyanpu1.jpg

2007年6月12日

林業見学・交流会ツアー その2

 
 今年は、現業職員も辞めたし、足もけがをしたので、
当日は、組合からお呼びがかからないかと思いきや。

 
 例年通り、司会進行を頼まれました。
怪我でやや戸惑いながらも、ありがたく引き受けました。

 
 

正直、現場で参加者の皆さんと、作業をできないのは、
面白くなかったですね。つまらない。
 ああ、ほんとに現場の人間なんだなあと、
今更のように、実感しました。

 
 ツアーが終わって、留守番ばかりだったのに、
とっても疲れました。と同時に、何とも言えない、
むなしさを感じました。

 
 もし、これが、純粋に、森林組合の仕事と思って
割り切ったら、こんなに気持ちには、ならないかもしれません。
でも、それができない。
 

 自分自身が、「すこしでも、多くの人々に森林の魅力や、
大切さを知った貰いたい、実感してもらいたい」という
気持ちが個人的に、とても強くある。あるぶん、
なんとなく、空回りしてしまっているような気がする。

 
 参加者の中に、林業に対して思いが強い方が、
あれば、あるほど、この思いは募ります。


交流会3.JPG


 
 今回は、「ネイチャー6」の辻端さんの声かけで、
もし、本気で山仕事をしたい人がおありなら、
こちらにも、受け入れのキャパがあるから、
その旨をお伝えくださいとの、思いも預かっていました。

 
 でも、結果的には、十分に参加者の皆さんにお伝えできなかった
ような気がします。まあ、このツアーは、森林組合の仕事ですから、
それは、しかない事かもしれません。

 
 森林楽校・森んこの仕事では、ない。
何処かにやっぱり、引っかかりがあった。
組合の仕事と森んこの活動が、こんなところでも、
無用なアンバランスな感情を、引き起こしていたのかも
しれません。足の怪我もあって、この思いが、いつもよりも
大きかったような気がしました。

 
 皆さんの質問にお答えしていても、何となく、この空回りは、
続いていました。
  何処かで、もう、お前の事は、良いから、もっと、他の
人の意見も聞きたいんだ、もうお前は、引っ込んでいろよ、
と言う声が頭の中で、していました。


 参加いただいた方々に、感謝いたします。
 また、全森連、イベントスタッフの方々、県森連の方々や
怪我をしていても、使っていただいた森林組合に感謝します。
貴重な経験でした。とても、良い勉強になりました。


2007年6月11日

林業見学・交流会ツアー その1

 6月9・10日、 1泊2日の旅程で、
林業体験・交流会ツアーが名田庄で開催されました。

 このツアーの主催は、全国森林連合会。
毎年、全国で10カ所ほどで、開催されています。

 
 林業への関心や理解を深めてもらい、林業従事を
希望する人の支援をするのが、このツアーの趣旨です。

 詳しくは、「森林の仕事 発見の旅。」見てください。
 
 
 今年の体験は、植栽と獣害の防止施行をしてもらいました。
参加者は、35名(男性30・女性5名)でした。
毎回そうですが、ほとんどの方が、林業体験は、
初めてのようです。

 大阪、京都、兵庫、奈良各地から、来られます。
年齢も、21才から60才まで、
参加動機も、

 真剣に林業に従事したいと言う人。
山村や、田舎暮らしに興味のある人。
環境問題に興味のある人。
森林や樹木に興味のある人。
体験的なツアーに興味のある人。
何となく面白うそうだなあと思って、参加した人。

 と、まちまちのようです。

交流会1.JPG


 山村に住む人や林業に携わる人々は、なんとか
自分たちの思いを理解してもらいたいと思うのです。
それは、地方に行くほど顕著になるのかもしれません。
この思いは、10年、山村に住んで、また、交流会を通じて、
実感する事です。

 5回目の今回は、今まで以上に内容のあるプログラムだったと
思います。幸いにも、天候にも恵まれました。

 もちろん、100パーセントではありません。でも、少しは、
林業の事、山村の事をお伝えできたかと思います。
 
 午後に現地到着で、半日の体験、交流会をして、
翌日半日の現場見学というスケジュールは、
ちょっと、きついようにも、思います。
でも、一泊だと、これがギリギリだと思います。

 また、会場も十分な施設があるとは、言えません。
正直、小さな森林組合では、
これが精一杯でしょう。


交流会2.JPG

2007年6月 7日

第二回 森んこキャンプの募集です。

 キャンプまで、あと、
10日をきりました。
準備は、順調に行ってますが、

 肝心の募集が伸び悩んでいます。

 興味のある方は、
こちらを、見てください。
ご参加・お問い合わせお待ちしています。
 
 よろしくお願いします。


2007年6月 6日

「林業新知識」7月号の表紙だ。

 林業新知識の表紙に、似顔絵でました〜!!

笑ってまいますよね。似てるんかなあ。

うーん。

興味のある人は、ここを見てください。

2007年6月 4日

「体験を言葉で表現していいのか?」と言う疑問

 教育庁のIさんと、秋にする講義のことで
打ち合わせをしたんです。

 その時にでた話で、
ちょっと気になる話題が出たので、紹介します。

 
 小学校などで、自然体験活動すると、
あとからよく、子どもたちの感想文をいただく。
学校教育では、この感想文を書く事が、
大切な教育の一環なんでしょう。
そのことには、まったく異存がありません。


 それどころか、子どもたちの素直な感想は
意外な見方・感じ方・表現の仕方に感動させられたり
する事があります。また、思わぬ感謝の言葉に、
活動していてよかったと思う瞬間でもあります。

 しかし、私は、今までの活動で、自分から、
感想文を書いてもらったり、お願いした事は
一度もありません。それは、なんだか宿題をだすような
気がするからです。それに、どこか、引っかかるものが
あったからです。
 

 というのは、体験の文章化や、言葉化に
疑問を持っていたからです。体験をした事を、
言葉にしてしまっていいんだろうか。
と言う疑問です。
 体験を言葉に表現するのは、難しい。
(私は、不可能だと思っています。)
 難しいので、適当な言葉を選んでしまう。
ありふれた常套的な言葉で表現してしまう。
それはそれだけで良いのかもしれない。
それは、それだけだったら、いいのだけど、
それだけではなくなってしまう心配をしてしまう。

 
 せっかくいろんな体験をしたのに、
言葉で概念化されてしまうような気がする。
「楽しかった」とか「しんどかった」と言う言葉ならば、
安心する。そう答える子どもは、言葉(表現)を考えていない
ように思う。
 でも、優秀な子は(特に学校教育で)、
どんな風に楽しかったかを頭で追求し、今までの、学習で
表現しようとする。学校もそれを望んでいるような気がする。

 
 そうなると、体験は、文章表現の材料でしかなくなってしまう。

 思い過ぎかもしれません。

 
 しかし、言葉は、危険な力を持っています。
それは、内にも外にも、向けられる。
 文章では、伝えられない情報を体験というもので、
伝えようとしている活動に、言葉は、危険です。

 
 言葉が体験をつぶしてしまう恐れがあるように思う。
言葉には、せっかくの体験活動が、その表現で
終わってしまう危険を孕んでいるように思うんです。

 
 かといって、言葉の表現が無くても良いのか。
と言う疑問もわいてきます。言葉による表現が、されに
体験を深く意味あるものにする場合もあるとも思います。


  Iさんも、教育者として、難しい問題だと
言っておられた。

 
 どうでしょうか。もし、このことに
意見をお持ちの方は、是非とも、コメントをお願いします。

2007年6月 3日

人集めが難しい。

 第2回のキャンプまで、あと2週間である。
去年の反省から、募集期間を長くしてけど、
現時点で、申込者は、一組だけ。


 集客は、難しい。多くの人が、
この値段なら、10組くらいすぐ集まるよ。
と言っていただける。

 森んこを知っていただいている人だから
そういっていただけるのであり、まだまだ
知名度の少ない私たちだと、なかなか難しい。

 
 特に、親子での募集は、難しくなってくる。
時期も、夏休みとか、春休みだとまだ、なんとか
数は、望めるのだが、この時期で、親子対象は・・。
 難しい。以前にも言ったと思うが、
それは、覚悟の上。


 もっと、メジャーな公募をするという方法もある。
しかし、あまり大きく公募すると、対応が追いつかない。
常勤体制をもたない、森んこでは、広範囲の不特定多数の人を
対象にしにくい。
 
 今の、森んこでは、単独で募集をかけることじたい、
無理があると思っている。


 しかし、あえてそれをしている理由もある。
募集・集客の困難さを痛感しておく事がいつか
私たちにとって、役に立つと思っている。


 何事も、経験である。しかし、さすがに、
責任者としては、つらい。胃の痛む日が続く。


2007年6月 2日

児童館でネイチャーゲームとヤジロベエを作る。

 
 今年度から、毎月の行事となった、
N児童館での自然体験活動。
今回は、2回目。

 
 何人の子どもたちが来てくれるのか、
予想がつかなかったので、おおよそ
10人と見て、プログラムを作りました。

 実際に集まったのは、
小学1〜4年生の12人でした。

 テーマは、「耳」
まず、アイスブレイクとして
「だるまさんが転んだ」から始めました。
これは、予想以上に成功。
みんながいつもしている遊びから入る
と言う発想は、Good!でした。

 次に、テーマの「耳」のお話。
ウサギの耳と、キツネの耳のお話。
身を守るためも耳と、獲物を探す耳というお話です。


 そこから、気付かれないで、近づくには、どうする?
って、質問をしていく。あっちこっちで、声が上がる。

 的外れな話も飛び出すのも、面白い。

「で、じゃあそうっと、近づくにはどうする。」
「忍び足」ビックリするくらいに、あっさりと
言葉が出てくる。じゃあ、忍び足ってどうするの。
もう早速、みんな、こうするの、って、実演が始まる。


 ここまでくれば、安心。いい流れができました。

 「いねむりおじさん」は
すんなり、大成功。みんな真剣です。
息を凝らして、慎重に、そっと、そっと
忍び足。この真剣さがいいですね。

 休憩を入れて、

 
 次に「コウモリとガ」
1回ゲームが終わるたびに、次は
私がコウモリ、僕がモスと、大人気。

 
 このあとは、枝や竹ヒゴをつかって、
ヤジロベエづくり。

 みんな、良いのが出来ました。


 今回も松葉杖をついての、活動になりました。
3人のスタッフが、すべて動いてくれました。
ありがたい事です。

nkanata-jidoukan6-2.JPG


yajirobee.JPG

 


2007年6月 1日

里山の文化ーあいまいさー

 里山の特有の文化があるかどうか。
私は、あると確信している。
どんなものかは、全く分からない。

 でも、「里山講座」で、奥先生も
言っておられたように、
「あいまいさ」「多様性」が里山を考える時に
大切なキーワードになる事は、間違いないようだ。


 「あいまいさ」の文化、なんて、あるんだろうか。


 ハッキリとしないもの、はっきりできないものまで、
ハッキリとさせてしまおうとするのが、
近代的な考え方なのかもしれない。

 
 ハッキリと線を引かない方が
うまくいくときもあるように思う。
ハッキリと線を引いたがために
うまくいかない事もあるように思う。


 里山のもつ、多様性とあいまいさが
何とも心地よく魅力を感じる。

お知らせ

森林楽校・森んこのホームページが りニューアルしました。

profile

まいど「森林楽校・森んこ」です。 平成9年、大阪から名田庄村にIターンして、森林組合に就職。
「NPO法人 森林楽校・森んこ」の代表です。

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