鹿の激増!!
先日、NHKの番組で
「立松和平が歩く”獣害列島”ニッポン~人と野生 共存を求めて~」
というのを見ました。
見た人もいるかと思います。
いろいろと、教えられることがあり、
なかなか興味ある番組でした。
特に、サルに関する内容は、
よくまとめられていて、説得力がある
秀逸な内容でした。
でも、やっぱり、鹿に関しては、
説得力がなかった。
この番組だけではないんですが、
この番組もかと、残念でした。
鹿が異常に増えてきています。
確かに、鹿の増加は、随分と以前から
いわれていたことかもしれません。
しかし、獣害となるまで、異常に増えてきたのは、
ここ十数年だと思います。
とくに、ここ2・3年の増え方は、恐ろしいほどです。
気味悪い。林業・農業の被害だけではありません。
私の住む山村では、もう何人の人が
車で鹿と衝突したことか。人身事故は、まだ聞いていませんが、
大事故のなりかけた人も何人もいます。
私も、車を運転していて、数回危ない目にあいました。
鹿の増加をやっぱり、この番組も、
狼などの天敵がいなくなったのだと言っているんです。
でも、狼がいなくなったのは、明治の初めでしょ。
狼がいなくなったのは、なんでかは、よく知りませんが、
この鹿の急激な増加がそんな遠い昔の出来事が原因だとは、
到底思えないんです。
狼がいなくなったからなんて、言うのは、
この鹿の激増を実感していない人の言うことだと思うんです。
この一言で、なんだか、しらけてしまいました。
せっかく、サルの内容は良かったのに、残念と思いました。