里山講座で、勉強になったこと。
里山には、草地が必ずあったそうです。
「林野」と言う言葉があるように、
林と野は、一セットになっていたとの事です。
なるほどね。林野というのは、あくまで、
「林」と「野」の二つの意味だとばかり思っていた。
深い意味を考えもしていなかった。
林野で一セットとは、思いもつかなかった。
かつての里山では、草地が重要であったようです。
畑や水田の肥料をまかなったり、牛や家畜のえさ場や
茅ぶきの屋根などにいる「茅場」になっていたり・・・。
奥先生に、いまも、そのような草地をのこしている
里山の風景を見るところがありますかと
尋ねてみたが、先生も、さすがにその風景をみたことがない
との事でした。
私たちは、想像する以上に、「里山」を、
忘れてしまっているようです。