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まいど「森林楽校・森んこ」です。

楽力を身につけましょう!
楽力って、何だ?
Chichiのブログを読めば、分かるぞ。

2006年8月31日

生き物としての自覚

森を歩いていると、こんな事を考えた。

人は、「生き物としての自覚」を失うときがあるのではない か。

なぜだか、ふと、そう思った。

毎日、人間の社会だけで生活していると、人は、自分が
生き物である事を忘れてしまう事があるんじゃないか。

まさか、自分が機械だと思っている人は、いない。
でも、 自分とハエが、同じ生き物だと考える人も少ない。
特別な何者かのように思っているのではないか。

じゃあ、その特別の何者とは、何者か。
何者でもない、ただの生き物だよな。

人は、生き物としての自覚を失ってはいけないと
どこかで思っているんじゃないか。

なんだか、よくわからないけど、気になる。

生き物としての自覚」は、しばらく頭から離れない
フレーズになった。



2006年8月24日

カシノナガキクイムシの被害

写真は、私の住むすぐそばの里山です。
国道からとった写真です。
kikuimusinohigai.JPG
茶色に見えるのは、枯れ始めた木です。
すっかり、枯れてしまった木もあります。

カシノナガキクイムシの被害だと思われます。
私の住む福井県でも、各地で被害が見られます。

名田庄でも、ここ2・3年被害がひどくなってきました。
緑の森に、枯死して赤茶けた木々が目立ちます。

なんとかしないと、里山のナラは、
全滅してしまうかもしれません。

マツが枯れ、今度は、広葉樹が枯れ始めました。
心痛む風景です。

本当に「木が一本も無くなってしまうのか」
と、寒気さえします。

カシノナガキクイムシの被害は、このサイトが
参考になると思います。
「芦生演習林におけるナラ類の立 ち枯れについて」
「カ シノナガキクイムシの防除方法」


2006年8月19日

養護学校のみんなと自然体験

看護学校の学生ボランティアが
一人一人をサポートしてくれました。

学校から、5分ほどの神社まで、ゆっくりと
歩きながら、森んこ流の「フィールドビンゴ」
をする。
彼らの、リアクションを感じるのは、難しい。

神社について、一休み。
彼らには、自分のかたくなな時間と空間があるみたい。

何とも、表現ができない雰囲気がありました。

なんだろう、このほんわかとした気分は。
伝えようと言う焦りも無い。
楽しんでくれているだろうかという不安も無い。

ぴったりな表現とは言えないけど、
「気にしない」という感じ。

いい経験をしました。
養護学校のみなさん、ありがとう。
また、いっしょに遊びましょう。





2006年8月18日

熊はぎの被害

「熊はぎ」をご存知ですか。
一般には、熊が木の皮をはぐ行為を指すんですが、
林業では、杉・ヒノキの皮をむいて木をいためる獣害を言います。

写真をみていただいたら一目瞭然ですね。


こんなことを熊がしてしまうんです。























用材は、一番玉といって、この根元が一番
高く売れるんです。こんなことに、なれば、もう、だめです。
これほど剥かれると、木も2年ほどで枯れてしまいます。

30年以上育ててきた、杉が一晩で、パアです。
熊はぎの被害は、福井県若狭地方、滋賀県北部、京都府北部、
に多いと聞きます。

それは、ツキノワ熊が生息するところです。
大型動物が生きれるほど、自然の豊かな場所でもあります。

熊はぎは、林業にとって、大きな問題になっています。


2006年8月16日

お金を考える

「金持ち父さん 貧乏父さん」を読む。
金持ちのなりたいと思った事は無い。というより、
思う前に、私には、無縁なものだと思っていた。

で、なんで、この本に興味を持ったか。
テレビで、この本の著者であるロバート・キヨサキ氏が
紹介されているのを見た。

47才で引退して、お金の教育をしているという。
ちょっと気になる。ことし、私は、47才になる。

名古屋からの帰り、電車の待ち時間に、本屋で
立ち読みをする。
なるほど、この本は、お金の教育書なんだと知る。

そういえば、お金について、教育された事が無いなあ。
まじめに、コツコツ。飽きないが商いというくらい。
資産運営なんて言うのは、金がある人のする事だと思っていた。

でも、最近は、違う。
NPO法人を運営するには、お金の事を考えないといけない。

で、この年になって、初めて、お金の勉強をするようになった。
その、第一弾が、この「金持ち父さん 貧乏父さん」

金持ち父さんの六つの教えは、
1、金持ちはお金のためには働かない
2、お金の流れの読み方を学ぶ
3、自分のビジネスを持つ
4、回者を作って節税する
5、金持ちはお金を作り出す
6、お金のためでなく学ぶために働く
だそうだ。
わかったような、わからないような。
でも、何となく気になるには、違いない。

この本は、全米で、300万部
世界で2000万部売れたそうだ。
これだけで、著者は、お金持ちだ。

でも、この本を読んで、
何人の人がお金持ちになったんだろうか。

2006年8月15日

里山遊木民プロジェクト

森林楽校・森んこは、来年度から
里山遊木民プロジェクトを開始します。
5ヶ年計画です。

里山遊木民プロジェクトとは、
里山の新しい活用と
山村の活性化を目的とした
事業計画です。

まだ、基本構想しかできていません。
この半年の間に、いろいろと細かな計画を
たてていきます。

プロジェクトの経過を
これから、このブログで報告していく予定です。

私たちにとっても、大きな転機だと考えています。
プロジェクトがうまくいくかどうか。
冒険です。大きなチャレンジです。

森林楽校・森んこがますます
面白くなってきました。




2006年8月12日

ふる里の川を知ろう!「川の遊び講座』

 川遊びをする。主催は、おおい町生涯学習推進委員会

 講師は、RAC(川に学ぶ体験活動)の田中けんじ氏
森んこは、お手伝い。
参加者は、親子を中心に約30名。
 
 雷雨があるかも、との予報だったけど、幸いにいい天気。
川遊びには、絶好でした。

 水は、冷たくきれい。
ここ2週間ほど、まとまった雨が降っていないので、
川の水が、随分と少なかったのは、残念。

 まずは、簡単なアイスブレイクから。
後だしジャンケンと「サンダンス」(私は「晴れ晴れダンス」
といっている)

 今日のルールを、けんじ君が説明。
ライフジャケットをつけてること、
クツを履くこと、
合図があれば、みんな川から出ること。
その他は、自由に遊ぼう。

 川の水は、冷たくて、きもちいい〜。
 
 川流れをしたり、潜ったり。
水棲生物を捕まえて、観察。

 会場になった久田川(南川の支流)は、住んでいる
生き物から、「きれいな川」と判明。
参加者から、拍手。

 いつまでも、子どもたちが、安全に楽しく遊べる川がある事は、
私たちの財産です。
いい自然と、いい仲間は、私たちの宝です。

 朝9時から、12時まで。
あっという間に、3時間が過ぎました。
楽しかった!!

 その後、スタッフでバーベキュー。
名田庄バンザイの、いい体験講座でした。

 講師のけんじ君。参加していただいた皆さん。 ありがとうございました。
 
 中日新聞(県民福井)が取材に来ていたから、ひょっとすると、
記事になっているかも。

2006年8月 8日

中学校の先生に森林のレクチャー?

中学生の理科の先生16名と、森林散策をする。
一応、森林レクチャーという事になっているんだけど、
まあ、先生にお教えできるような才能も資格も
全くないので、散策をしながら、体験話をしただけ。

教育研究会理科部会だったかなあ、今日の集まりは。

でも、先生たちは、すごく熱心に、私の話を聞いてくださり、
感動しましたよ。

中学・高校の落ちこぼれが、先生相手に、語るんですよ。
想像もしなかった事ですよ。これも、森のおかげです。


2006年8月 7日

光陰矢の如し

あっと、言う間に、8月も7日。
7月、8月と忙しい日々をすごしている。

この日記も、気がつけば、一ヶ月ぶり。

そして、気がつけば、もう私も、今月で、
47歳だ。
びっくり。 
まさに、矢の如し。

2006年8月 6日

福井県若狭瓜割名水まつりで、ネイチャーゲーム。

夏でもその清流に瓜を冷やすと、
冷たくて、瓜が割れるほどだというので、
この名前がつく。名水瓜割りの滝。

その名水公園で、イベントが行われる。
お祭りである。ネイチャーゲームの依頼は、
若狭町の観光課から。

いつものごとく、気軽に引き受ける。
びっくり。新聞には、予告記事は、出るは、
翌日には、前面トップで、写真入りの記事は、出るは、
この祭り、すごいんだ。

でも、予想通り。お祭りには、ネイチャーゲームは、むつかしい。
周りが、ざわめいているし、参加者もやっぱり、お祭りの気分だし。

参加人数は、約40名。基本は、親子。
募集タイトルが、
「名水寺子屋 親子ワクワク自然探検隊」

イベントでのネイチャーゲームは、ほんと難しい。
いい勉強になりました。


2006年8月 3日

林研グループの活動発表コンクールがあった。


愛知県名古屋市内である。
中部・北陸地区の代表。8組が発表。

福井代表として、何故か、森んこが発表する事になる。
森んこのこれまでの経緯と活動、
それに、これからの思いを発表する。

コンクールとの事で、発表の制限時間は、15分。
でも、やっぱり、時間オーバー。
コンクールとしては、大きく減点。

でも、何人かの方に、
「インパクトのある発表だったよと」
言っていただいた。

熱く語りすぎたかな。まあ、それも良しである。

設立して、まだ、2年半。 いったい、森んことは、なんなんだろう。
このコンクールの準備をしながら、しきりと考える。

お知らせ

森林楽校・森んこのホームページが りニューアルしました。

profile

まいど「森林楽校・森んこ」です。 平成9年、大阪から名田庄村にIターンして、森林組合に就職。
「NPO法人 森林楽校・森んこ」の代表です。

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