森を歩いていると、こんな事を考えた。
人は、「生き物としての自覚」を失うときがあるのではない
か。
なぜだか、ふと、そう思った。
毎日、人間の社会だけで生活していると、人は、自分が
生き物である事を忘れてしまう事があるんじゃないか。
まさか、自分が機械だと思っている人は、いない。
でも、
自分とハエが、同じ生き物だと考える人も少ない。
特別な何者かのように思っているのではないか。
じゃあ、その特別の何者とは、何者か。
何者でもない、ただの生き物だよな。
人は、生き物としての自覚を失ってはいけないと
どこかで思っているんじゃないか。
なんだか、よくわからないけど、気になる。
「生き物としての自覚」は、しばらく頭から離れない
フレーズになった。
「金持ち父さん 貧乏父さん」を読む。
金持ちのなりたいと思った事は無い。というより、
思う前に、私には、無縁なものだと思っていた。
で、なんで、この本に興味を持ったか。
テレビで、この本の著者であるロバート・キヨサキ氏が
紹介されているのを見た。
47才で引退して、お金の教育をしているという。
ちょっと気になる。ことし、私は、47才になる。
名古屋からの帰り、電車の待ち時間に、本屋で
立ち読みをする。
なるほど、この本は、お金の教育書なんだと知る。
そういえば、お金について、教育された事が無いなあ。
まじめに、コツコツ。飽きないが商いというくらい。
資産運営なんて言うのは、金がある人のする事だと思っていた。
でも、最近は、違う。
NPO法人を運営するには、お金の事を考えないといけない。
で、この年になって、初めて、お金の勉強をするようになった。
その、第一弾が、この「金持ち父さん 貧乏父さん」
金持ち父さんの六つの教えは、
1、金持ちはお金のためには働かない
2、お金の流れの読み方を学ぶ
3、自分のビジネスを持つ
4、回者を作って節税する
5、金持ちはお金を作り出す
6、お金のためでなく学ぶために働く
だそうだ。
わかったような、わからないような。
でも、何となく気になるには、違いない。
この本は、全米で、300万部
世界で2000万部売れたそうだ。
これだけで、著者は、お金持ちだ。
でも、この本を読んで、
何人の人がお金持ちになったんだろうか。
森林楽校・森んこは、来年度から
里山遊木民プロジェクトを開始します。
5ヶ年計画です。
里山遊木民プロジェクトとは、
里山の新しい活用と
山村の活性化を目的とした
事業計画です。
まだ、基本構想しかできていません。
この半年の間に、いろいろと細かな計画を
たてていきます。
プロジェクトの経過を
これから、このブログで報告していく予定です。
私たちにとっても、大きな転機だと考えています。
プロジェクトがうまくいくかどうか。
冒険です。大きなチャレンジです。
森林楽校・森んこがますます
面白くなってきました。
川遊びをする。主催は、おおい町生涯学習推進委員会
講師は、RAC(川に学ぶ体験活動)の田中けんじ氏。
森んこは、お手伝い。
参加者は、親子を中心に約30名。
雷雨があるかも、との予報だったけど、幸いにいい天気。
川遊びには、絶好でした。
水は、冷たくきれい。
ここ2週間ほど、まとまった雨が降っていないので、
川の水が、随分と少なかったのは、残念。
まずは、簡単なアイスブレイクから。
後だしジャンケンと「サンダンス」(私は「晴れ晴れダンス」
といっている)
今日のルールを、けんじ君が説明。
ライフジャケットをつけてること、
クツを履くこと、
合図があれば、みんな川から出ること。
その他は、自由に遊ぼう。
川の水は、冷たくて、きもちいい〜。
川流れをしたり、潜ったり。
水棲生物を捕まえて、観察。
会場になった久田川(南川の支流)は、住んでいる
生き物から、「きれいな川」と判明。
参加者から、拍手。
いつまでも、子どもたちが、安全に楽しく遊べる川がある事は、
私たちの財産です。
いい自然と、いい仲間は、私たちの宝です。
朝9時から、12時まで。
あっという間に、3時間が過ぎました。
楽しかった!!
その後、スタッフでバーベキュー。
名田庄バンザイの、いい体験講座でした。
講師のけんじ君。参加していただいた皆さん。
ありがとうございました。
中日新聞(県民福井)が取材に来ていたから、ひょっとすると、
記事になっているかも。
中学生の理科の先生16名と、森林散策をする。
一応、森林レクチャーという事になっているんだけど、
まあ、先生にお教えできるような才能も資格も
全くないので、散策をしながら、体験話をしただけ。
教育研究会理科部会だったかなあ、今日の集まりは。
でも、先生たちは、すごく熱心に、私の話を聞いてくださり、
感動しましたよ。
中学・高校の落ちこぼれが、先生相手に、語るんですよ。
想像もしなかった事ですよ。これも、森のおかげです。
夏でもその清流に瓜を冷やすと、
冷たくて、瓜が割れるほどだというので、
この名前がつく。名水瓜割りの滝。
その名水公園で、イベントが行われる。
お祭りである。ネイチャーゲームの依頼は、
若狭町の観光課から。
いつものごとく、気軽に引き受ける。
びっくり。新聞には、予告記事は、出るは、
翌日には、前面トップで、写真入りの記事は、出るは、
この祭り、すごいんだ。
でも、予想通り。お祭りには、ネイチャーゲームは、むつかしい。
周りが、ざわめいているし、参加者もやっぱり、お祭りの気分だし。
参加人数は、約40名。基本は、親子。
募集タイトルが、
「名水寺子屋 親子ワクワク自然探検隊」
イベントでのネイチャーゲームは、ほんと難しい。
いい勉強になりました。
愛知県名古屋市内である。
中部・北陸地区の代表。8組が発表。
福井代表として、何故か、森んこが発表する事になる。
森んこのこれまでの経緯と活動、
それに、これからの思いを発表する。
コンクールとの事で、発表の制限時間は、15分。
でも、やっぱり、時間オーバー。
コンクールとしては、大きく減点。
でも、何人かの方に、
「インパクトのある発表だったよと」
言っていただいた。
熱く語りすぎたかな。まあ、それも良しである。
設立して、まだ、2年半。
いったい、森んことは、なんなんだろう。
このコンクールの準備をしながら、しきりと考える。
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