苗畑にて
社長と熟練作業員Sさんの、今朝の会話・・・
『苗畑どんな?後何日位で終わりそう?』
『まぁ・・・、まだしばらくかかるよ。』
『もう少し人数入れて今週中にめどつかんかねぇ?』
『そがぁなコトにはならんよ。苗畑は人がダーっと入って
ダーっと終わる仕事じゃないんじゃけぇ!!』
今週から苗畑が始まっています。
Sさんとワタシ、コウモト君の3名で進めています。
まずは床替え作業。
苗床をつくり、肥料を巻き、苗を根切りし、植え付ける・・・
約13000本。とにかく時間との戦い。
春は雪おこし、植え付け、苗畑・・・と期限付きの仕事が多い!
さらに現在、けっこうな注文材が入り
来週あたまにグラップルのデモ機がくる・・・
という密なスケジュール。
なんとか今週中に苗畑を終わらせたい、、、終わらせなければ!
と思うのは、正直社長だけではありません(苦笑)
しかしSさん。
苗畑にあまり大勢の人員を配置する事を快く思っていない。
確かに、苗畑は少し特殊な仕事です。
『今日挿す分の畑をその日につくる』が鉄則。
そして作業員の慣れ・技術で苗の善し悪しを変えるのも事実。
コトリ・・・コトリ・・・
慣れたモノ達だけでこなしてゆく仕事なのかもしれませんが
そうも言ってられん!!
『・・・根切り、手伝ってもらったらどうですか?』
Sさんをチラチラみながら静かに発言。
この根切りさえドンドコ流れれば、上手く進むような気がする。
岡田グループにHELP要請しました。
☆本日、床替え本数3600本。かなりイイ数字です☆
『アヤさん。社長に今日は人を回してくれて有り難うって
ワシが礼を言っとったって伝えといてくれ。』
と言い残し、Sさんは帰ってゆきました(笑)
スぺシャリティーも必要だけど、それ以上に
皆で知識の共有をする事が大事だと思います。
初めての人達が関わることで
100%の苗は出来ないかもしれないけれど
今はそれでいいと思う。
その失敗を来年に繋げば良い話しだし、
色々アドバイスをして頂ける、熟練作業員の方がいる
『今』だからこそ。
by、ナカシマ アヤ