手直し
4月、5月に入っていた搬出現場へ戻っています。
作業道の関係で、他の現場へ移ったきりでしたが
一つずつ現場を終わらせて行こう・・・となり、
振り出しへ戻る。
まぁ、10 日も入れば仕上がるかなぁ〜
なんて思っていたのですが・・・
甘かった(苦笑)
『まだ出せるやん!?』
濃い、明らかに濃い。
作業道にたう範囲、ギリギリまで伐倒したハズでしたが
今改めて見ると、もっと奥の木まで出せる。
そして置き去りになっていた材の発掘作業。
小丸太歓迎☆の今となっては宝の山(笑)
春の段階では14 cm下は搬出していませんでしたので・・・
勿論、材質に問題のない材のみ搬出。
そして、何より重要なのは傷付いた木を見つけ出す事。
グラップルで木寄せの際、傷付いたモノ
伐倒の際、傷付いたモノ
本来あってはならない傷です。
ソコから虫・腐れが入る原因となるので
特別な理由がない限り、径の太さに関わらず切ります。
『3割間伐なら、初めに2割伐って
仕上げに傷付いた木を伐り3割にする。』
残存木への対処法が甘かったんだなぁ〜
と、春の自分に深く反省。
搬出間伐後、傷付いた木が残る・・・程
情けない仕事はない。
育てたい木を残す。健康な山を育てる。
間伐の基本を改めて強く思いました。
by、ナカシマ アヤ