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森からの宅配便

森林に関わる仕事に就いてもうすぐ20年。日々の泣き笑いをご覧あれ!

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研修にてモノおもふ ①

 研修weekに突入しています。
先週は風倒木・被害木の作業を行うにあたっての座学。
実際に起きた事故事例(12項目)を元に

 『何が原因だったか?』

 『どうすれば良かったのか?』

班ごとに分かれ話し合いました。
2年目、3年目の現場人。
出て来るわ・・・出て来るわ・・・
経験が浅いことで起きてしまった "ヒヤリ、ハット"
経験を積むことで起きてしまった "ヒヤリ、ハット"

どの事例を読んでも文字にしてしまえば、

 『なんでこんなコトしたかね?』

って言いたくなる事例ばかりでしたが
もし、これが作業終了直前の出来事だったら?
後一歩が重いクタクタな状態で、現場が急斜面だったら?

 『まぁ、いいか。きっと大丈夫だろう。』

という "思い込み" で
一手間省いた行動をしてしまわないだろうか?
最終的に行き着く答えはソコでした。

P9020061.jpg
 『オレはこないだ・・・』

いつしか話題は実体験の "ヒヤリ、ハット" 話し。
・・・え"〜!?・・・というスッ飛んだ話しから、
・・・うん。それワタシもある・・・という話しまで。
起きてしまった事故(事例)に対して
色々な方向から原因を探ることは、とっても大事。
でも、事前にその事故が起き揺るかもしれないと
予知出来ることが、もっと大事。
経験と、第六感と、
自分を冷静な目で見張れる第二の自分と。


       by、ナカシマ アヤ

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森からの宅配便 西中国山地の山あい広島県廿日市市吉和で林業から木工まで、森林にどっぷりと浸かって抜け出せない毎日を送ってます。

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