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森からの宅配便

森林に関わる仕事に就いてもうすぐ20年。日々の泣き笑いをご覧あれ!

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伐倒大会

 梅雨の晴れ間・・・
今日こそ作業道に入れるかと期待していたのですが
昨日の夕方、突然の雷雨。
ほんの一分でズタ濡れになりました(涙)
あ〜ぁ〜、せっかく地面が乾いてたのにぃ・・・
今日がダメなら明日があるさ!!
なので本日は先行伐倒を進める事にしました。

作業道ルートは決まっているので
センターを確定し、左右1、5m間(幅3mの作業道です)を
伐倒してゆきます。

 『木と木の合間を縫って伐倒』

が基本ですが、コノ現場2100本/ha という混み混み地帯。
隙間も何も・・・(涙)
しかもその後の搬出を考えると
なるべく同一方向に、重なる事なく倒れて頂きたい。
一本、一本、真剣勝負です。

P7080027.jpg
どこに倒しやすいか・・・と言うことより
どこが引き出しやすいか・・・を第一に考えて

P7080029.jpg
 材を引き出す際、立木に摩れると必ず傷が付きます。
搬出をしていて、これ程悲しくショックな事はない・・・
その傷が原因で腐れや、ムシが入ったりするのです。
何の為に搬出しているのか?・・・本末転倒↓
受け口の方向を何度も何度も確認しながら慎重に、慎重に。
伐倒後、後ろから追って来るシャーク(PC60)が
スムーズに作業出来るよう、予め元一玉は落として行きます。

 『・・・あぁ、早く出したい。』

切って、思わず口にしてしまいます(苦笑)
グラップルが入れるのはいつの事やら〜


       by、ナカシマ アヤ

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森からの宅配便 西中国山地の山あい広島県廿日市市吉和で林業から木工まで、森林にどっぷりと浸かって抜け出せない毎日を送ってます。

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